検索窓
今日:2 hit、昨日:1 hit、合計:15,917 hit

ページ2

*


世界は目まぐるしく回っていて、おいてけぼりにされる感覚がした。


孤独と焦燥、負の感情が自分を埋め尽くして自分を好きになる方法はいつしか忘れ去られていた。

こんな世界嫌い、と嘆いても生きていくしかないのだ。嫌いな自分と嫌いな世界で一生を共にしないといけない。




でもね。


そらるさんがいつも私に向かって笑ってくれると、嫌いな世界も少し好きになれてしまうのだ。
あれだけ嫌っている世界が好きになれてしまうのだから、そらるさんの笑顔はすごい。


ゆらゆら、ゆらゆらって自分の意思が揺らいでしまうんだ。





残酷だと感じる世界。
この地球上では毎分毎秒どこかで泣いている人がきっといる。

泣いている原因は違えど、今も涙をこぼしている人がいる。



優しさだけで成り立たないのが世界である。
世界は決して優しくなんかない。

優しくなんかないってわかっているのに、
そらるさんの笑顔を見るとなにもかもわからなくなるんだ。

優しさだけで溢れてるんじゃないかって勘違いしてしまうのだ。

*→←【そらる】ユラユラ/starlily



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (74 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
56人がお気に入り
設定タグ:歌い手 , 大型コラボ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:作者一同 x他2人 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2020年7月4日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。