【Q.K】この可能性を求めよ(仮) part.2

冷徹かつ完璧な優等生。
そのレッテルを壊さぬよう、私は生きてきた。

完璧、効率、功利主義。
そのせいか、何時しか私に笑顔を与えてくれる存在は居なくなってしまっていた。

しかし
ボーカロイドという存在に出会い。
動画サイトを薦められ。
クイズというものに触れ。

初めて楽しいと思えた。
堅苦しいと見られる私の表情を和らげてくれた。

そんな私を作ってくれた彼こそが。
私にとっては大きな、身近で大切な存在であること。

『今更知りましたよ。』

苦笑いの表情を浮かべて、そう言った。

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注意は前作のattention参照。

最近情緒不安定だったり短期型スランプに陥ったりしているので亀更新です。御了承ください。執筆状態：完結