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貴方side
渡された楽譜に目を通す
そしてグランドピアノの前へと歩みを進めて…
最初の和音を鳴らす
フラットを確認して左も合わせる
最初は初見でやってみる…
『あ、ちょっと練習してもいいですか？』
「もちろんです！」
楽譜をパラパラと見た感じ、得意かもしれないぞ…
オクターブで動くのもあるけど…ミスしなければ綺麗に弾けるな…！
左の最低音は大きく響かせて…弦の音を思い出してその音に合わせるように右の音をずらす
あぁ、いけるわコレ…楽しいやつじゃん！
「へぇ…？プロっすか？」
弾くのを止めて答える
『いや…全体の曲を何となくイメージして弾けるからかと…』
「いや、それで弾ける難易度ではないはずなんですけど…」
『これ、ヴィオラでやった事あるんですよ、だから次の音が分かるんです』
「やっぱ音楽に長けているんですね…」
周りの音がないことに気付く
あれ…？やらかしてしまったか？
「これは…ピアノが綺麗すぎたからでは？」
『からかわないでくださいよ、そんな訳…』
「めっちゃきれぃ…こんな人とやれるなんて…」
「それな！もっと頑張らなきゃ！」
いい方向に進んでくれた…？
「良かったっすね…ってか、もう1回弾いてくださいよ」
『え…あとは家で練習しますよ？』
するとドアをノックされる
そして入ってきたのは宇津木先生だった
「こんにちはー！ここ弦楽器であってるかな？」
みんなポカンとしながらもハイと答える
「僕ヴァイオリンできるんで遊びに来ちゃいました！」
あ、そっか、できるんだっけ…
すると目が合ってしまう…
「あれ？シ…村上先生とAちゃんじゃーん！何？ピアノ？」
『はい…協奏曲のピアノで…』
「宇津木先生いくらなんでも近すぎます」
肩が後ろに引かれる
『わわっ…』
ビックリした…
急にどうしたんだ？
「人の彼女っすよ？」
今まで聞いたことの無い低い声。
怒気をはらんだ声
「や、やだなぁ…言ったでしょ？僕にも本命がって…ひぃ…」
強く睨みつけてる…
部活の人はハラハラしながら見てる…
中には顔を赤くして見てる人も…
『あ、あの…それ以上は皆さんに迷惑です…』
ハッとする2人。
「邪魔になってしまうんでこの辺で帰りますね、ありがとうございました、いこ」
そのまま手を引かれて外に出る
「くっそ…」
この一言はとても小さく零していた
彼の声、顔は少しイラついていた
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八咫烏 - 52話のshp君視点お願いできますか？ (2019年11月26日 18時) (
レス) id: fa2b12f15f (このIDを非表示/違反報告)
落ち葉 - 曲がしぶいですね!wなんかコメントしすぎですよね....すみません(-_-;)これからも、頑張ってください!(^-^) (2019年11月25日 16時) (レス) id: cde8734165 (このIDを非表示/違反報告)
落ち葉 - 毎度すみません。質問したいので、します。1、好きなアニメ。2、推しキャラ。3、好きな歌 お願いします!最低、答えなくて結構ですので。お願いします! (2019年11月24日 19時) (レス) id: cde8734165 (このIDを非表示/違反報告)
落ち葉 - 番外編オモロボロww私的にもっと、キュンシーンほしい! (2019年11月24日 11時) (レス) id: cde8734165 (このIDを非表示/違反報告)
落ち葉 - (_ _) (2019年11月23日 20時) (レス) id: cde8734165 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くいな | 作成日時：2019年11月10日 19時
