番外編 ページ32
☆°。
luz side
沢山の祝福の言葉。今までにないくらい、今年の誕生日は盛大だった。
…でも、かこがいない。
luz「…かこ、どこ?」
ぁあ、この言葉、みんなには聞かせられない。
それでもやっぱりちょっと寂しくて、
お開きになるまでずっと待ってた。
仕事だってわかってるよ。
忙しくて、大変なことも。
…カランっと音がする店のとびら、。
息を切らして、愛しい彼女が立っていた。
薫子「ごめんなさいね…」
ううん、そんなこと言わないでもいいよ。
だって、来てくれた。
まふたちはいつの間にか居なくなってて、二人きり。
薫子「…お誕生日、おめでとう」
luz「かこ、ありがとう」
薫子「…ふふ」
彼女の優しい抱擁に答えて、キスをする。
最近会えていなかった寂しさと、かこへの愛しさでそれはフレンチなものから深いものへと変わる。
luz「…今夜、ダメ?」
低い声で囁く。
耳元まで真っ赤にしてるやん。
普段は清楚な感じだけど、夜になるとオンナのヒトって雰囲気で
俺の方が腰にクる。
薫子「…いいわよ。
明日、休みだから//」
上品な言葉遣いも、澄ました顔も、
自分が崩せるなんて思ったらそりゃね、
ゾクゾクするやん。
luz「…俺ん家でええよね?
なんならホテルでもいいけど
我慢できるよね?」
ちょっと冗談で言ったつもり。
でも、あっちはそうじゃなかったみたいで。
薫子「…我慢、、できないかも//」
…それは反則やって。
まじで抱き潰してしまう。
で、そのあと、結局ホテルに行って朝まで……
…想像にお任せするわ。
最後に一つ。
夜のかこは、想像できんくらい、かわええよ?
かこ「…起きられないわ」
luz「いやもう、可愛すぎるんやって」
ほらね、かわいすぎて、毎回こうなるんや。
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林檎桜(プロフ) - ひょーりさん» ありがとうございます!頑張って更新したいと思います!! (2017年8月8日 19時) (レス) id: 1191411797 (このIDを非表示/違反報告)
ひょーり - この作品本当に大好きなんで更新してほしいです…!ずっと待ってるんで、頑張ってください! (2017年8月8日 17時) (レス) id: 75ade3291c (このIDを非表示/違反報告)
林檎桜(プロフ) - 優さん» すみません、公開し忘れてました!ありがとうございます( ´ ▽ ` ;これからも頑張ります! (2017年6月18日 6時) (レス) id: 1191411797 (このIDを非表示/違反報告)
優 - 面白くて一気読みしてしまいましたー(笑)えっと、13、14話が読めないんですけど、公開されてないかもしれません。私の方が不具合で見れないだけかもしれないんですけどね(汗)これからも更新頑張ってください。 (2017年6月17日 19時) (レス) id: fe34f92045 (このIDを非表示/違反報告)
林檎桜(プロフ) - あさん» わたしもちょいと恥ずかしかったです( ´ ▽ ` )汗。おうえんありがとうございます! (2017年5月25日 6時) (レス) id: 1191411797 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:林檎桜 | 作成日時:2017年5月18日 16時