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(you side)
ｼﾞｭﾉ「A、ちょっといい？」
レオが事務所にやって来てから数日、普段の仕事に追われる中でジュノは最優先してレオ対策を練っていた。
ｼﾞｭﾉ「LEONの最終目的はなんだと思う？」
「…私を手に入れること。」
ｼﾞｭﾉ「…それは何があっても受け入れれねーことだな。」
「私のところにも何度かレオから連絡が来た。」
ｼﾞｭﾉ「は？まじで？なんて？」
「どうするべきかAは分かっているよね？って。
小さな事務所を潰すのは簡単だよって。」
ｼﾞｭﾉ「BigHit潰す気か…」
enigmaの影響力が大きい今、直接私たちを狙わないのは卑怯な手だ。
ｼﾞｭﾉ「やっぱり、潰される前に潰すか…」
「手はあるの？」
ｼﾞｭﾉ「書類は集めた。
Aがゴーストライターしてた証拠も。」
「その証拠の信頼性は？」
ｼﾞｭﾉ「俺の元同僚、つまり今LEONが所属してる会社の内部告発だ。
それなりに信頼性はあると思う。」
「その資料をくれた人がレオ側に寝返る可能性は？」
ｼﾞｭﾉ「可能性は低いけど…まぁゼロではねーだろうな。
どちらにせよ、時間はかかるだろうし、enigmaの好感度も下がるな。」
「やっぱり潰すって言うのは名案ではないよ。」
彼らはそう簡単に潰されるような人間たちではない。
「ジュノ、他の方法、思いついてるんでしょ？」
ｼﾞｭﾉ「…まぁな。」
「私に気を遣わなくていいから、言ってみて。」
あまり言いたくなさそうな顔をしているのはきっと私を思ってのこと。
ｼﾞｭﾉ「潰すのが名案でないなら、共存していくしかない。
LEONが俺たちに近づいてきたことを逆手に取って、俺たちもあいつらを利用する。」
「…具体的には？」
ｼﾞｭﾉ「LEONをプロデュースする。但し1度だけ。
それだけでも十分効果はある。
業界の人間ならAが作った歌を聴いて、【奇跡の1年】のLEONに疑いを持つ人も出て来る。
俺たちはLEONの注目度に乗っかってもっと有名になる。
LEONがそう簡単に手出しできない存在になるしかない。」
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つむつむ(プロフ) - とても惹き込まれるお話でした！！離とは主人公の名前ですか？お忙しいかとは思いますが更新頑張ってください！！続きがとっても楽しみです！！ (2017年8月29日 19時) (
レス) id: 98566561f5 (このIDを非表示/違反報告)
らら(プロフ) - お忙しいとは思いますが続きの展開が気になります…！ (2017年6月9日 21時) (レス) id: 3ae85e211e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はる | 作成日時：2017年2月20日 21時
