検索窓
今日:2 hit、昨日:2 hit、合計:38,509 hit

_ ページ17






『 ご馳走様でした 』



そう、私が言う頃には 皆は既に食べ終わって、各自自由過ごしていた。



あれから、全振り分作ったオムライスを 粟田口と源氏、そして三日月と今剣 で全て食べ尽くしてしまった。



「 あれ? なにか わすれているきがします… 」



今剣が何かを思い出したか、 急に立ち上がる。



すると、皆の視線は今剣に集まった。






「 じゅうしょうしゃ は どこへ ? ? 」



そういえば、夕餉を作る前まではこの大広間に居たはずだ。


なのに、今は居ない。




「 ああ、夕餉作ってる時に 手入れ部屋へ運んでおいたよ 」




「 ぼく、みてきます! 」




確か、重傷者の中に岩融が居た筈だ。


きっと、今剣は岩融が心配で心配で仕方ないのだろう。



少しだけ乱暴に襖を開け、彼は足早に大広間を後にした。




元気になっていれば良いのだが…


















今剣が食堂を後にしてから 数分。



ドタバタ、と効果音が付きそうなくらい騒がしい音が廊下に響く。



そして、また少し乱暴に襖が開けられた。




其れもまた、今剣によって。



「 たいへんです!あるじさま…!!



いわとおしの、はらがなきました…!!!


なおしてください…!!! 」



腹が鳴いた…?


ああ、空腹なのか __

と、心の中で突っ込む。



「 今剣よ。焦りすぎだ 」



今剣の後ろからそれはとてもとても大きな岩融が顔を覗かせた。


その様子を見る限り、怪我は全て完治し、

体調も優れている様だ。



よかった、と 胸を撫で下ろす。



と、そんな 安心も束の間だった。




「 何者だ。」



私は、岩融(彼自身) を 向けられてしまった。

_〈今剣〉→←6話 夕餉



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (33 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
124人がお気に入り
設定タグ:刀剣乱舞 , とうらぶ , ブラック本丸   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

(プロフ) - 椿さん» ご意見、ありがとうございます(´;ω;`) (2019年5月8日 22時) (レス) id: f7d2eb1740 (このIDを非表示/違反報告)
椿(プロフ) - 今まで通りがいいです! (2019年5月8日 22時) (レス) id: e36d1c7298 (このIDを非表示/違反報告)
くれは卍(プロフ) - 【改】が更新されるのを待ってます!頑張ってください! (2019年4月5日 22時) (レス) id: 325596c204 (このIDを非表示/違反報告)
キリンロング - 【改】が更新されるのが楽しみ過ぎて夜しか眠れません(真顔)。 (2019年3月30日 22時) (レス) id: 390c1ef0c5 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ゆらん | 作成日時:2019年3月26日 10時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。