It wasn't supposed to be like this

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side Keigo






後ろに乗ってるAは

さっきからずーっと無言で


　
その原因は分かってるから

あえて突っ込まずに自転車を走らせる

　

　

　

「スーパー行く？」



『…え？』




「決めた！一緒にスーパー行ってそのままAの家に行く」


『一旦帰らないの？』



「うん、もう今日はそのまま行っちゃう」


『んーわかった』

　

　

なんとなくこのまま一人にしちゃうのが嫌で

目的地を大きめのスーパーに変更した

　


　

　

　

　


　

『わ〜ここ久しぶりに来た！』


「そうなの？」

『うんっ品揃えが多すぎていっぱい買っちゃうから笑』

　
「今日はいっぱい買っちゃってパーティーしよ」



『ふふっそうだね』







景瑚食べたいのある？って聞きながら

一目散に生クリームとチーズ何か入れちゃって



純喜の為にカルボナーラ作る気満々じゃん


　


　

　
景「Aが食べたいものが食べたい」


『何それ〜私はなんでもいいもん』



景「んーじゃあオムライスは？」


『いいよ、オムライスにしよっか』







ああだこうだ言いながら二人で買い物してると

何となく

Aと結婚したらこんな感じなのかな、とか

考えてみる


　
　
『景瑚？』

「ん？」


『にやにやしてどうしたの？』

「にやにやしてた？」


『自覚なかったの？笑』




オムライスそんなに楽しみなのって

見当違いなことで笑ってるAが

もうほんとに可愛いくて

　

　
　

　
　
『ねぇ、本当にいいってば』

「いいのー」


『私と汐恩も食べるんだから自分で出すよ』

「俺四人前食べるから」


『そんな食べられないくせに』






背中をぽかぽか叩いてくる今この瞬間が

心底幸せでるっくんはあんなこと言ってたけど


やっぱこれからもずっとこのままがいいなって

　


　

　


　

　


　


　

鶴房家に着くと

着替えてくるから待っててって

リビングで一人待つ

　

　



　

　


ずんき今日行くからな!!!!


　


　
わざわざ送ってこなくても

分かってるっつーの


　

猿がお尻ぺんぺんしてるスタンプを送る



　


　

　

『また一人で笑ってる』



「あ、そのTシャツ」



『外では着れないから部屋着として活躍してるw』







おふざけであげた

幼少期の俺がプリントされたデカT

　

　
ほんとに着てくれてる人初めて見たwww

　

　

　

　


　

　

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