私の兄は片や警部、片や行方不明【名探偵コナン】

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『こんにちは！ 隣に越して来た諸伏です』



女性「あら。よろしくね！ これは、お蕎麦？」



『信州そばです。長野から来たので』



女性「ありがとう」




本日は、挨拶回り。



せめて隣の人とかには挨拶しなければ。




ピンポーン




『あれ、』




ピンポーン




……居ないみたいだね？



家から付箋を持ってきて、挨拶文だけ書く。




“隣に越して来ました、諸伏です。

ご迷惑おかけするかもしれませんが、よろしくお願いします。


信州そばです。美味しいですよ”




ドアノブに、信州そばを入れた紙袋かけ、付箋を付ける。



どうしようかな。



挨拶回りも終わったし、散歩しようかな。



でも、絶対迷子になるんだよなぁ…




『いってきます！』




まぁ、行きます！



角を２、３回曲がると…




コナン「あっ！Aさん」



『おぉ、コナンくん。昨日ぶりだね？』




やっほーと、手を振る。




コナン「どうしたの？散歩？ あ、ナンパ巡り？」



『ちょっと待って、やめようか？それ笑』



？「コナンくん、この人は？」



コナン「諸伏Aさんだよ。長野から引っ越してきたんだって」



蘭「毛利蘭です」



『はじめまして。 えっと……お姉さん…？』



コナン「違うよ！ ボクは蘭姉ちゃんの家に居候してるの」



『えっ、小１だよね？！』



コナン「えへへ笑」




笑えないけど…




『蘭ちゃんって呼んでもいいかな？ 高校生？』



蘭「大丈夫です！ はい、帝丹です」



『頭良くない？笑 すごっ』



蘭「そんなことないですよ笑 新い…うちは偏りありますから！」



『“新い…”？』



コナン「新一兄ちゃんだよ！ 昴さんが居候してる家の人」



『居候率高っ！ …おや？蘭ちゃん顔赤いねぇ』



蘭「えっ？ ウソ！////」



『嘘だよ？』




なるほど〜♪



新一くんと、蘭ちゃんは、そういう感じね




『ごめんね。可愛かったから、ちょっとカマかけちゃった』



蘭「もお…」




最初の名前出したときの感じで、なんとなく…だけど。



え、なんでコナンくんが顔赤いの。




コナン「Aさんには、昴さんが居るもんね」



『おいおいおいおいおい』



蘭「！！ その話聞かせてください！」



『えええ、、！』



？「恋バナね！乗った！」



蘭「園子！」




だれぇ…




園子「鈴木園子よ！ 家にいらっしゃい！」




マジカ。

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