海を守ってます！ (ページ4)

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海の家ページ4

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セクハラおじさんこと臣くんを叩いていると海の家に着く。

片寄「ほんと仲良しっすね～」

海の家のアルバイトをしてる片寄くん、

毎年いてクラブのみんなとはもう顔なじみ。

『違うよまたセクハラしてきたんだよ』

広臣「またってやめろいつもしてるみたいな」

『してるじゃないですか』

広臣「してねえわ！」

片寄「はいはい、じゃあ奥の席いってください」

この海の家は1173って名前でサーフィン好きの店長がいい波って意味でつけたらしい、

でも1173って言いずらいからみんな海の家って普通に言ってる。

『じゃあ焼きそばとメロンソーダ！』

広臣「俺はラーメンで」

片寄「は～い」

『臣くん、聞いてもいいですか？』

広臣「ん？」

『隆二さんって彼女とかいるんですかね... 』

広臣「隆二？聞いたことないけど」

『そうなんですか』

広臣「まさか隆二のこと好きになった？」

『好きじゃなくて！普通になんか女の影的なものがないなって思って』

広臣「ふ～ん？」

ニヤニヤして私を見る。

ダメな人にバレちゃった？かもなあ。

健二郎「お～お前らもここ来てたか～」

隆二「臣とAちゃん！おつかれ～」

噂をすればってこのこと？健ちゃんの話はしてなかったけど。←

広臣「健ちゃんこっちすわって～」

健二郎「おう」

対面で座ってた臣くんと私、

健ちゃんが臣くんの横に座ったってことは必然的に私の横に隆二さんが来るってことで。

こっちを見てニヤニヤしてる臣くんをみてこれが作戦だったことに気付く。

隆二「 Aちゃんはなに頼んだの？」

『えっ！えっと、焼きそばです... 』

隆二「じゃあ俺冷やし中華にするから焼きそば1口ちょうだい？」

『えっ、い、いいですよ』

やった～って喜ぶ隆二さん、

私はたぶん今顔真っ赤ですよ。

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