転校生は婚約者でした 【桃】

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るい「お似合いだと思うけど。」










『？』










るいは時々よくわからないことを言う。





理解が追いつかないままるいは次の話題を出した。










るい「あのさA、ぶっちゃけ桃澤くんのことどう思ってんの？」











おお……来たよ、るいちゃんの変化球。





しかも桃澤くんについてなんて……





てか、何で今の流れで桃澤くんがでてくるの？











『どうって、別になんとも。』










何言ってるんだろう、と思いつつそう返す。










るい「……。





気づいてないの？自分のことなのに。」










るいは真顔で訊いてきた。










『え……？それってどういう…』ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ










聞き返そうとすると、チャイムと被ってしまった。










るい「あ、チャイムなったよ。」










適当に相槌をうって自分の席へと向かう。










るい、何考えてるんだろう。










もともと感情が表に出るタイプでは無いけど今のはほとんど分からなかった。










親友だし、ずっと一緒にいたからわかると思ってたのに……。










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