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「愛されてるねーチャンミン」
「うるさいです」
「素直じゃないねー」
「元からだ」
そっぽを向いたチャンミンが赤くなるのを笑いながら見ていた。
「お土産、渡しに来ます」
ふいにこっちを見たチャンミンと目が合う。
ドキッとするのはまたチャンミンが男に見えるから・・
優しい瞳の下で口元がにやりとするのがわかった。
「さぁ、携帯こっちによこせ」
そう言ったチャンミンに一歩引く。
イタズラっ子のような顔は何か企んでる。
でもこの顔、嫌いじゃなくて困る・・。
「だいたいなんで俺だけ仲間外れなんですかぁー？」
大げさに言うチャンミンはもういつものチャンミンだ。
「あー寂しかったんだー」
「彼女の連絡先がわからないなんて偽とはいえありえない！」
「ニセだからいいんじゃない？」
「僕は完璧を求めるんですよぉー！」
僕って・・！
そう思った自分になんの疑問ももたなかった。
笑いだした私にチャンミンもつられて笑った。
悪魔のような微笑みにじりじりと近寄られ
しょうがないなぁと携帯を渡した。
楽しそうだなぁ・・
これ以上期待しないように心を必死で抑える。
私の連絡先を聞けて嬉しい、とかじゃない。
仲間外れじゃなくなったのが嬉しいんだ。
わかってる、わかってる・・でもにやけそうだ・・。
「これでよし」
満面の笑みで渡された画面には・・
「はぁ！？」
『私のダーリン』と登録された文字に一気に顔が赤くなる。
「韓国では当たり前です」
「日本ではバカップルです」
「じゃぁバカップルってことになりますねー」
ハッハッハと笑うチャンミンを睨みつけた。
「万が一にでも見られたらどうなることか！」
「シムチャンミンとでも登録するつもりですか？お？」
・・・それはそれで痛い、周りから見たら痛すぎる。
ファンがとうとうここまで来たかと思われる。
「・・いや、ユノさんも名前だし」
「万が一携帯落としてユノとチャンミン居たらどうなりますかぁー？」
「・・・でもこれはない」
「携帯毎回チェックするからな」
ご機嫌の最強様にため息を漏らした。
絶対変えてやる。
私のダーリンはない。
『お腹がすきました』
“私のダーリン”からメッセージが届いた。
チャンミンを見ると上目遣いで唇を少しとがらせている。
「・・・お茶、飲んだら帰るんじゃないの」
まだ上目遣いで訴えかけてくる。
『チャーハンでいい？』
『YES!』
嬉しそうに食べるチャンミンを見て
やっぱり私はこの笑顔が見たいと思った。
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nonnan0201(プロフ) - お元気でしょうか？この小説がとても好きなのですが更新なさらないので心配しております。書ける時まで楽しみに待ってます（＾◇＾） (2019年3月6日 20時) (
レス) id: 9c0cb7f302 (このIDを非表示/違反報告)
Lip(プロフ) - nonnan0201さん» はじめまして！そんな風に言っていただけて嬉しいです♪続き頑張りますね！また楽しく読んでいただけますように！ (2018年11月27日 23時) (レス) id: dcd05bc8ce (このIDを非表示/違反報告)
nonnan0201(プロフ) - はじめまして。いつも楽しく妄想させて頂いてます(笑)Lipさんが書くチャンミンとユノは私にとって理想の二人です！続きもすごーく楽しみに待ってます。 (2018年11月24日 8時) (レス) id: 9c0cb7f302 (このIDを非表示/違反報告)
Lip(プロフ) - さんぱっちさん» さんぱっちさんはじめましてー！コメントありがとうございます。微妙すぎる変化にイライラさせてたらどうしようと思ってたのでそう言っていただけると嬉しいです(笑)季節の変わり目ですね、、さんぱっちさんもご自愛くださいませ！ (2018年11月2日 22時) (レス) id: dcd05bc8ce (このIDを非表示/違反報告)
Lip(プロフ) - あまいくりーむさん» コメントありがとうございます！楽しんでいただいているとのことで嬉しいです♪これから・・またどうなるか、しばしお付き合いくださいませ〜(笑) (2018年11月2日 22時) (レス) id: dcd05bc8ce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Lip | 作成日時：2018年5月15日 23時
