こういうの・・after ページ9
「ん・・」
「起きたか？」
夢・・・？
タカシの声と姿がそこにある。
「Aは・・？」
「帰った。俺が来てすぐ」
どこまでが現実でどこまでが夢だったんだ？
次第に記憶がはっきりしてきた。
「チャンミン・・俺さ・・」
真剣な表情のタカシ。
あれ？あ、そうだ・・
「彼女できたー！」
嬉しそうなタカシにリアクションがとれない。
「なんだよーねぇもチャンミンもさーもうちょっと喜べよー！」
「A？」
「そう！ねぇなんてもうここには来ないとか言うしさー！」
そうか、素直に喜べないのはこれか・・
「ごめん、おめでとう！よかったじゃん」
「おう、チャンミンもさ・・」
「俺はいいよ、それで？デートどうだった？」
Aが朝ご飯を用意していないからパンとコーヒーでタカシの話を聞いていた。
酔い覚ましのスープ、飲みたかったな。
「A、本当に来ないつもりなのかな？」
「・・どうでしょう」
寂しそうな顔をするタカシに自分も今そうなっているのかな？とそんなことを思う。
タカシもきっとこの空間が気に入ってくれているのだとそう感じて嬉しい。
でもAは？
そう思ってたのは弟達だけだった？
「ごめんな・・」
「なんでタカシが謝るの」
タカシもきっと気づいてる。
寂しいという俺の気持ちに。
会って間もない自分がいうのも変だけどAの性格上もう会えない気がしていた。
Aにはもう・・
いや、やめておこう。
考えてしまう事にふたをした。
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まー(プロフ) - すごくすごく続きが気になります！引き込まれました！！ (2018年12月10日 1時) (
レス) id: c2545f25e3 (このIDを非表示/違反報告)
Lip(プロフ) - はなさん» はなさんこんにちわー！早速読んでいただいてありがとうございます。更新今後も頑張りますね♪ (2018年6月30日 22時) (レス) id: dcd05bc8ce (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - 更新有り難うございます♪嬉しいです♪ (2018年6月29日 13時) (携帯から) (レス) id: 5673869410 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Lip | 作成日時：2018年5月8日 23時
