バレた・・？ ページ16
「あれ？チャンミンさん？？」
出迎えてくれたのはミアちゃん。
見渡してもAはいない。
「早く終わったってさ。Aは？？」
「今買い出しに行ってて・・」
お酒の買い出しに行っているというA
「じゃぁ手伝ってきますね」
多分近くのスーパーにいるはずだ。
帽子を深くかぶってマスクをした。
お酒コーナーは・・
歩いて行くと小さな声でうなっているAが見えた。
「ビールとワインも、あと・・」
勢いよく振り返ったAは俺の名前を呼びかけて口をつぐんだ。
こういう配慮がAらしい。
忘れかける時があるから注意しなくちゃ。
Aの配慮を無駄にしたくなくてわざと重いものをAに持たせた。
Aはマネージャーかスタッフだと言い訳ができるから。
Aにまで迷惑はかけたくないし・・
二階への階段をあがるAを後ろでひやひやしながら見ていた。
重そうだな・・
本当は持ってあげたいんだけど・・・
そう思っていると・・
やっと意味がわかったのかAがふりかえってきた。
「ありがとう」
「重い荷物持ってどMか」
お見通しのようで悔しいけど、やっぱり悪くない。
シムチャンミンだけど、東方神起のチャンミンも大切にしてくれる。
真っ赤になってるのを悟られなくなくて笑っているAを追い越した。
背中に感じる温かさが心地いい。
「A？」
女の人の声がして振り向いた。
「久しぶりだねー何？デート？？」
「違う違う」
彼女の設定だろ、忘れたか。
多分Aの知り合いなんだろうけど・・
「なんだーAにも春がやってきたのかと思ったのにーしかもイケメン！」
「ハハハハハ」
多分Aはこの人のこと苦手だな。俺も苦手だ。
女を全面に出してるタイプだ。
「Aの好きな東方神起の可愛いほうに似てるよねー」
「は？」
今・・・なんて言った・・・？
「な、何言ってんの！そんなわけ……」
「あんだけ好きなんだもんねー、似てたら君、押し倒されてるよー？(笑)」
全然言葉が入ってこない。
Aが？東方神起のファン？
東方神起という一番近くにいる言葉が遠く聞こえた。
「あれ、でもAが好きなのって男前のほうだっけ？タイプから言うとそっちよねー」
Aが東方神起のファン・・・
いや、全然想像がつかない。
Aのことを見てみると
背中越しでもわかるAの気持ち。
今すごく焦ってる。
ちょっと面白くなってきた。
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まー(プロフ) - すごくすごく続きが気になります！引き込まれました！！ (2018年12月10日 1時) (
レス) id: c2545f25e3 (このIDを非表示/違反報告)
Lip(プロフ) - はなさん» はなさんこんにちわー！早速読んでいただいてありがとうございます。更新今後も頑張りますね♪ (2018年6月30日 22時) (レス) id: dcd05bc8ce (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - 更新有り難うございます♪嬉しいです♪ (2018年6月29日 13時) (携帯から) (レス) id: 5673869410 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Lip | 作成日時：2018年5月8日 23時
