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「あれ？Aちゃん？」
ユノさんだ！
「今日は散歩じゃないの？」
「あ、えーっと、、」
「なんか雰囲気違うね」
そう言われてドキッとした。
「すごい、可愛いよ！」
言ってほしかった言葉にキュンとした。
涙が出るくらい嬉しかった。
「1人？」
「あ、はい」
「お酒、飲んできたの？」
「あー友達との飲み会の帰りで・・」
ジョンがいないだけで緊張する。
「こんな夜に1人で帰ったら危ないでしょ！？」
少し真剣に怒るユノさんにそんな表情見たことなかったからビックリする。
「いや、ごめん、でも女の子なんだから危ないよ？」
「す、すみません」
「あー…送るから、家どっち？」
「あ、そんなそんな！」
「いいの！紳士だから、僕！」
ふふん、と笑ったユノさんに安心して私も笑う。
2人で歩くのはなんだか照れ臭い。
いつもすれ違って立ち止まって、またすれ違う
この繰り返しだったから。
「いつも飲み会の後は歩いて帰るの？」
「いえ、元々あんまり飲まないんですけど・・今日は酔ったので酔い覚ましに」
「やー！それはもっと危ない！」
「え？」
「酔っぱらった女の子が1人でなんて！」
ダメでしょ？というユノさんの顔はかっこよくて
きっと誰にでも優しいのに、勘違いをする女の人のことがよくわかった。
こんな風にきっと、どんな人でも・・
そう思ったらチクッと胸が痛んだ。
「今日は僕がいたからいいけどね」
紳士ユノ！と胸を張って言うユノさんにまた笑った。
「会えてよかった」
ポロっとでた言葉に嘘はなかった。
ユノさんに会えて、本当によかった。
「僕も、よかったよ。今日チャンミンが早めに行けって言ってくれなかったら一人で帰すとこだった」
違うんだよ、ユノさん。
私はユノさんに会えてよかったんだ。
「あ、ここです」
「ジョンはお家？」
「あ、はい」
あからさまにがっかりしたユノさんに連れてきましょうか？というといい、という。
またね、なんて言って別れた。
『無事会えました』
部屋に帰ってチャンミンくんにメッセージを送る。
少しだけ長く居れただけでこんなに幸せなんだ。
『ありがとうございます』
可愛いと言ってくれたユノさんの言葉を思い出して、胸をはずませて
ジョンがいない初めての帰り道のことを思った。
「努力もしないで終われないよね」
よしっ、と気合を入れて目覚ましを朝早くにセットした。
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Lip(プロフ) - なつさん» なつさんこんばんわー！いつの間にかユノの掌の中に・・！策士なのに誠実なユノ氏・・たまらないですよね(笑) (2018年5月9日 0時) (
レス) id: dcd05bc8ce (このIDを非表示/違反報告)
Lip(プロフ) - まゆまゆさん» まゆまゆさんはじめまして！ドキドキしていただきありがとうございます♪もっとドキドキできるものを・・頑張っていくのでよろしくお願いしますm(__)m (2018年5月8日 23時) (レス) id: dcd05bc8ce (このIDを非表示/違反報告)
なつ(プロフ) - 「そう仕向けた」この一言にやられたーー！ユノの掌の上で踊らされてる感♪次エピソードも楽しみにしてます。 (2018年4月28日 23時) (レス) id: 81e4b57715 (このIDを非表示/違反報告)
まゆまゆ(プロフ) - キャー！ユノくんにドキドキです//// (2018年4月19日 21時) (レス) id: ddaab80a3d (このIDを非表示/違反報告)
Lip(プロフ) - なつさん» ありがとうございます！いつかは幸せにしてあげたいと思いつつ・・いろいろ考え中です♪切ないユノもご用意ありますのでお待ちくださいね(*ﾉωﾉ) (2018年3月6日 22時) (レス) id: dcd05bc8ce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Lip | 作成日時：2018年2月16日 16時
