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「チャンミンはさ、あんまりぐいぐい来られるの好きじゃないんだよ」
「なんとなくわかります。何かのインタビューでも言ってましたね」
「じゃぁさ、ちょっと引いてみたり・・」
なんとか役に立ちたいと思うのはAちゃんだから。
「ユノさん・・ここで引いて、私のことを好きになってくれると思いますか？」
「・・・・・・・」
嘘がつけない自分の性格は長所とばかり思ってたけど・・短所にもなるみたいだ。
「タイプじゃないのはわかってます。特別美人でもないしスタイルがいいわけでもないです。
だから私がここで黙ってたらthe endです。何もなく何の感情も生まれず終わっていきます」
「Aちゃん・・」
ただ単に好き好き言ってたわけじゃないんだ。
Aちゃんなりに考えがあってなんとかチャンミンに気持ちが届くようにって・・
「好きって言われたからと言って何かがあるわけでも、何の感情が生まれるわけでもないと思いますけど」
「チャンミン！！」
ちょっと傷ついた顔をしたAちゃんに思わず声が大きくなる。
「わかってますよぅ〜。でもこれだけ言ってたら少しは気に・・」
「ならない！」
「・・・チャンミンのアンポンタン！バンビ！イケメン！ハイトーンボイス！」
「後半ほとんど褒め言葉でしたねぇ〜」
「うるさいっ！」
「もう一生しゃべらないからな」
「ごめんなさい！」
大笑いしてしまう僕を呆れながら見るチャンミンとポカンとするAちゃん。
だってどうやったって笑ってしまう。
なんとなくそこにあったかいものが見えてしまうから。
「先行ってますよ」
むすっとしたまま出ていくチャンミンはしっかりと小腹がすいた時のAちゃん特性サンドを持っている。
「Aちゃん」
「はい」
「チャンミン、本当に嫌ならここ来てないから」
「・・そう思っておきます」
Aちゃんの頭を撫でる僕にチャンミンが行きますよ！！と怒って言った。
苦笑いをする僕にAちゃんはいう。
「チャンミンのことをここまでバカみたいに思ってる人がいるって伝わってればいいんです」
チャンミンの後ろ姿を見守るAちゃんは
今まで見た中で一番大人びていて色っぽかった。
あぁ、Aちゃんってすっごくいい女なのかもしれない。
女も色気も出さずにただひたすら愛を叫ぶ。
チャンミンのためだけに今日も言う。
好き好きチャンミン！！
end?
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Lip(プロフ) - なつさん» なつさんこんばんわー！いつの間にかユノの掌の中に・・！策士なのに誠実なユノ氏・・たまらないですよね(笑) (2018年5月9日 0時) (
レス) id: dcd05bc8ce (このIDを非表示/違反報告)
Lip(プロフ) - まゆまゆさん» まゆまゆさんはじめまして！ドキドキしていただきありがとうございます♪もっとドキドキできるものを・・頑張っていくのでよろしくお願いしますm(__)m (2018年5月8日 23時) (レス) id: dcd05bc8ce (このIDを非表示/違反報告)
なつ(プロフ) - 「そう仕向けた」この一言にやられたーー！ユノの掌の上で踊らされてる感♪次エピソードも楽しみにしてます。 (2018年4月28日 23時) (レス) id: 81e4b57715 (このIDを非表示/違反報告)
まゆまゆ(プロフ) - キャー！ユノくんにドキドキです//// (2018年4月19日 21時) (レス) id: ddaab80a3d (このIDを非表示/違反報告)
Lip(プロフ) - なつさん» ありがとうございます！いつかは幸せにしてあげたいと思いつつ・・いろいろ考え中です♪切ないユノもご用意ありますのでお待ちくださいね(*ﾉωﾉ) (2018年3月6日 22時) (レス) id: dcd05bc8ce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Lip | 作成日時：2018年2月16日 16時
