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「俺たちが付き合ったのもお前のせいですぐバレたよな」
「いや、そっちも結構だったと思うけど」
「絶対お前だって！だってお前が、嘘つけないせいでさ・・」
「ごめんね」
「いや、人数合わせだろ？」
人数合わせで行った合コン、彼に言おうとしたら友達に止められた。
バレたらめんどくさいし、バレなきゃいいじゃんって。
それを真に受けたはいいものの嘘がつけない私はあっさりと白状してしまった。
「俺が余裕がなかっただけなんだ」
「でも彼女が合コンって・・どうなのよ」
「それでも、お前の言い訳も聞かないで責めるようなことして・・」
「私も、別れるって言われるのが怖くて逃げてたから」
お互い気まずさと気恥ずかしさで噴出した。
あぁ、幼かった恋だったんだ、と納得できた。
「お見合いか・・」
若かりし頃の感情が流れてきた。
素直に恋愛をしていた自分。
愛し愛されていた自分を思って突然自分がみじめになった。
「考えとくって言っておいて」
「どうかしたのか？」
「ううん、なんとなく、自分の幸せを探してもいいかなって」
頭にポンと手のひらが乗せられた。
この手、好きだったな。
「なんかあったら連絡して来いよ」
頼もしい手が今は憎らしい。
この手がチャンミンだったらいいのに。
そう思った私は、また、と言って彼と別れてから
チャンミンと顔を合わせずらくて待ちをぶらついて夕飯を食べて帰った。
夕飯の味は全然覚えてない。おそるおそるカギを開けて部屋に入ると夕方だと言っていた仕事に行ったのかチャンミンはいなかった。
どこかホッとしている自分に限界を感じてしまった。
そう思ったら泣けてきた。
手放さなければいけない。
あのぬくもりも、声も、寝顔も、彼女という立場も
もう会うことはないかもしれない
チャンミンの全てを、私はもう感じられないんだ。
全ての思い出が愛おしくて後ろ髪が引かれる。
あぁ、やっぱりやめてしまおうかな。
彼女で居られるならこれからも・・
愛されなくても、一生このままで・・
さようなら、そう言うチャンミンが夢に出てきて
いつかきっときてしまうサヨナラの前に
今なら間に合うかもしれないとか、か細い希望を思っていた・・ら
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Lip(プロフ) - なつさん» なつさんこんばんわー！いつの間にかユノの掌の中に・・！策士なのに誠実なユノ氏・・たまらないですよね(笑) (2018年5月9日 0時) (
レス) id: dcd05bc8ce (このIDを非表示/違反報告)
Lip(プロフ) - まゆまゆさん» まゆまゆさんはじめまして！ドキドキしていただきありがとうございます♪もっとドキドキできるものを・・頑張っていくのでよろしくお願いしますm(__)m (2018年5月8日 23時) (レス) id: dcd05bc8ce (このIDを非表示/違反報告)
なつ(プロフ) - 「そう仕向けた」この一言にやられたーー！ユノの掌の上で踊らされてる感♪次エピソードも楽しみにしてます。 (2018年4月28日 23時) (レス) id: 81e4b57715 (このIDを非表示/違反報告)
まゆまゆ(プロフ) - キャー！ユノくんにドキドキです//// (2018年4月19日 21時) (レス) id: ddaab80a3d (このIDを非表示/違反報告)
Lip(プロフ) - なつさん» ありがとうございます！いつかは幸せにしてあげたいと思いつつ・・いろいろ考え中です♪切ないユノもご用意ありますのでお待ちくださいね(*ﾉωﾉ) (2018年3月6日 22時) (レス) id: dcd05bc8ce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Lip | 作成日時：2018年2月16日 16時
