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第百七話 ページ7

「ご主人、キャットは
ご主人の願いを叶えたい」


「え?願い?……うーん僕は、別に」


ご主人はそう言葉を濁した


それでもキャットはご主人に生きて欲しい


願わくばキャットはずっとご主人の傍に


ーーーご主人の為ならキャットは


なんだって出来るのだ


聖杯に近づく為にはどうするべきか


まずそこから考えた


単純なのはサーヴァントを殺すこと


だけど、と思考が止まる


ご主人の魔力量では危険な目に


いや、死んでしまう


そこで思いついたのはマスターを殺すことだった


手っ取り早いからという理由で


ご主人がこのことを知れば悲しむだろう


尚人は優しいから


だから何も言わずに実行した


魔力が足りなくなったら一般人を殺した


ーーーこんなアタシをご主人には


見せられない、知られたくない


そう、思っていたある日


「今日ね……友達が出来たんだ
橘Aさんっていうの」


ご主人に新たな友ができた


悲しそうな顔を浮かべるばかりだったのに


友を語るご主人が楽しそうで


キャットは嬉しくなった


アタシ以外にもご主人のことを


思ってくれる人が出来たことを


明日またご主人と話をしに会いに来るらしい


楽しみにしていた、だけど


「ゲホッ……ゲホッ……!!」


「しっかりするのだ!ご主人!」


ナースコールをすると駆けつける先生達


診察をするのと同時にアタシは聞く


"尚人は大丈夫なのか"と


先生は首を横に振った


「もう、これ以上は……」


治療は出来ないという


こんなに弱っている状態では


逆に死んでしまうかのせいがあること


もっとも嫌な理由はお金がないことだ


「なんだ……それは……なぜだ!」


「すまない、今までは彼の母親から
送られてきたのだが、既に途絶えていて……
今入院してるだけでも奇跡という状態なんだ」


ーーーこいつら人間は一体何を考えている


結局は自分の利益のためか!?


こいつらは命を軽く見すぎている


「出ていけ!貴様らにご主人は渡さない!」


役立たずな先生を追い出し


ご主人の手を握る


「……ごめんね、バーサーカー」


謝るな、謝らないで


ご主人は何も悪くない


「……バーサーカー、Aさんを探してきて……」


「……しかし」


「おねがい……」


アタシは仕方なく頷いた


そして少しでもご主人が


良くなるよう頬にキスをした

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ゆき - いや当然ですよ!…スィ−ン一! (5月10日 19時) (レス) id: cbcf733df5 (このIDを非表示/違反報告)
まな★★(プロフ) - ゆきさん» そういって頂き、感激です! (5月8日 6時) (レス) id: 7988c73045 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき - スマナイ、カミサクヒンダ、スマナイ! (5月7日 17時) (レス) id: cbcf733df5 (このIDを非表示/違反報告)
まな★★(プロフ) - ゆきさん» うーなんとも言えないです……ネタバレになっちゃうので、すまないw (5月4日 18時) (レス) id: f47f4a70d0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき - エ、エリちゃんが… (5月4日 8時) (レス) id: cbcf733df5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まな★★ | 作成日時:2019年4月8日 12時

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