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第百五話 ページ5

「……兄さん、僕にはもう
サーヴァントはいない」


「……ああ、そうだな」


「僕は彼女と協力すべきだと思っている」


ーーーえ?私と協力?


明くんはその言葉を聞いているが


表情は変わらない


何を考えているのかわからない


確かに彼はこの戦争を


ゲームとして楽しんでる


でもやること全てが本気なんだ


お遊びでやってるわけじゃない


だから、私は彼が少し怖い


「……新たな協定を結ぶべきということか」


考え込みながらこちらを見やる


「……必要性が感じられない」


「僕はそう思わない」


今まで表情が変わらなかった明くんだが


ナギくんの一言で眉毛がピクリと動いた


「お前から俺に意見するなんて珍しいな」


嫌味気味に言う明くん


どうしよう……


今にも喧嘩が始まりそうな予感


「もういい、勝手にしろナギ
サーヴァントがいないなら
お前はもう敗北者だ」


明くんはそう言い残してその場を去る


セイバーは申し訳なさそうにこちらを見る


「ナギ殿、申し訳ない
我が主に代わり非礼を詫びよう」


「ううん、いいんだ。僕が今まで
兄さんとぶつかるのを避けてたわけだし
……兄さんのことよろしくセイバー」


セイバーはお辞儀をすると


霊体化し、主を追いかけて行ったのだと思う


治療が終わり、意識を失っていた


ジキルは目を覚ます


「……マスター?……ああ、よかった
無事、だったんだね」


『うん。またセイバーが助けてくれたの
あ、あと……アサシンの怪我は
ナギくんが治してくれて』


ジキルは複雑そうに


"またあいつに"と小さな声で呟く


今回は二対一だったのだ


ジキルが他に気を配るのは難しいだろう


"気にすることないよ"では


彼にとって気休めにはならないだろう


「おい、イチャイチャするな
さっさと家に行くぞ」


ーーー別にそういうつもりは無いのだが


というか私の家に来る気なのか


「当たり前だろ。僕は君に協力するって
決めたんだし、今更兄さんのとこに戻れるかよ」


……まああの喧嘩のあとじゃ


気まずさMAXだろうな


『わかった。帰ろう』

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ゆき - いや当然ですよ!…スィ−ン一! (5月10日 19時) (レス) id: cbcf733df5 (このIDを非表示/違反報告)
まな★★(プロフ) - ゆきさん» そういって頂き、感激です! (5月8日 6時) (レス) id: 7988c73045 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき - スマナイ、カミサクヒンダ、スマナイ! (5月7日 17時) (レス) id: cbcf733df5 (このIDを非表示/違反報告)
まな★★(プロフ) - ゆきさん» うーなんとも言えないです……ネタバレになっちゃうので、すまないw (5月4日 18時) (レス) id: f47f4a70d0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき - エ、エリちゃんが… (5月4日 8時) (レス) id: cbcf733df5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まな★★ | 作成日時:2019年4月8日 12時

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