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第百十五話 ページ15

ジキルside


部屋に戻ってその場でしゃがみこんだ


ーーー僕は一体何をした?


どうしようもなく不安になって


どうしようもなくめちゃくちゃにしたくて


どうしようもなく……壊したくて


「……え?」


頭を抱え込みながら


その考えを捨て去るように首を振る


違う!そうじゃなくて!


不安になった僕


Aはそれに気付いてくれて


"大丈夫"って自分は生きてるって


その証拠を僕に示してくれた


それが堪らなく愛おしくて


壊したい 壊したい 壊したい 壊したい


壊して僕のモノにしたい


ーーーああ、違うはずなのに


暗がりに染まるのがこんなに愛おしいなんて


"…………お前の方が余っ程壊れてるな"


ハイドの言葉で意識を戻される


そうだ、僕は一体何を考えて?


ーーーダメだ、彼女だけは傷付けない


そう決めていたのに


「なんで……いつもこうなんだ……」



貴方side


朝早く起き、朝食の準備をする


ハイドはもう起きていてどこか鬱そうだ


やっぱり昨日の戦闘の反動?


いや、でも休んでおけば治るって言ってたし


魔力が足りないとか?


でも昨日ジキルに分けたし


「何ジロジロ見てんだよ」


ーーーどうやら私の気の所為だったらしい


いつも通りだった


"なんでもない"と誤魔化して


机に朝食を並べる


「……おはよう」


声がした方を振り向くとナギくんがいた


すごく眠そうだが大丈夫だろうか?


寝ぼけながら"平気"と言う


みんなで席につき、食べ始める


「……Aは今日も学校に
行くつもりなのか?」


『あー、うん。行くよ』


金曜日だから休んでもいいか


そう思っていたけど


柴崎くんと約束したのだ


一緒に帰る、と


なんて言えないんだけど


「……まあ無茶はするなよ。それと帰ってきたら
僕が魔術を教える」


『え、いいの?』


「当たり前だ。強化の魔術を教える
昨日の剣技をみて多少は役立つと思ったから」


『うん!ありがとう!』


朝食を食べ終えて片付けをする


ハイドは隣でそれを見ている


今までこんなこと無かったのに


何か言いたいことでもあるのだろうか?


だけど今聞いたところで


はぐらかされる気がする


やめておこう


準備をして、竹刀入れを持つ


アーチャーたちに顔を見られたのだ


身を守るため持っていた方がいいだろう


『それじゃあ、行ってくるね
バーサーカー、ナギくんに
手を出しちゃダメだからね!』

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ゆき - いや当然ですよ!…スィ−ン一! (5月10日 19時) (レス) id: cbcf733df5 (このIDを非表示/違反報告)
まな★★(プロフ) - ゆきさん» そういって頂き、感激です! (5月8日 6時) (レス) id: 7988c73045 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき - スマナイ、カミサクヒンダ、スマナイ! (5月7日 17時) (レス) id: cbcf733df5 (このIDを非表示/違反報告)
まな★★(プロフ) - ゆきさん» うーなんとも言えないです……ネタバレになっちゃうので、すまないw (5月4日 18時) (レス) id: f47f4a70d0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき - エ、エリちゃんが… (5月4日 8時) (レス) id: cbcf733df5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まな★★ | 作成日時:2019年4月8日 12時

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