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〜35話〜 ページ39

渚「うん!じゃあね!」


杉「またな!」


業「バイバイ」


Aは帰る方向に歩いて行くとふと立ち止った


どうしたんだろ?僕らはそう思った


三人して顔を合わせてる


すると、振り返ってこう言った


「私ね!もう寂しくないよ!
私にも大事な友達が出来たから」


夕焼けの明かりが逆光になって顔がよく見えない


でも、その光が消えると電灯がつく


彼女は……


「ありがとう!こんなに
嬉しいことないよ!!(ニコ」


そういって、満面の笑みを浮かべてた


「じゃあね!」


今度は恥ずかしがってそのまま走って帰って行った


ふと、杉野たちの顔を見た


二人ともどこか、顔が赤い


渚「(やっぱり……この二人)」


杉「あ!やっべ!もう、こんな時間!
それじゃあな!渚!カルマ!」


杉野は何か、用事を思い出したのか


そのまま走って帰って行った


渚「あ、うん!じゃあね!」


業「じゃあねー」


そういって、カルマくんと僕は


一緒に駅のホームまで行く


僕は気になったので、聞いてみることにした


渚「あのさ、カルマくん」


業「ん?なーに、渚くん」


渚「Aのこと…好きなの?」


驚きの顔を見せる


でも、それは一瞬でいつもの顔に戻る


業「……さあ?どうだろうね?」


そう言う、カルマくんだけど、少しだけ


耳が赤いことに気付いた


……僕はどうすればいいんだろ?


杉野も大事な友達だし、応援するって言った


カルマくんは僕の親友……どうすれば


業「渚くんさ」


渚「へ?」


業「応援とか良いと思うよ」


渚「え……え!?どうして」


業「杉野、あいつのことが好きなんでしょ?
渚は渚で、応援すればいいじゃないかな?
Aが今よりさらに幸せになればいい話だし?」


ホントにこういうところ見透かれてしまう


それにとっても優しい


渚「僕は、二人を応援するよ。
Aが幸せならいいんでしょ?」


業「そうだね〜……」


僕は二人の気持ちが通じるのを信じてる


カルマ君にも頑張ってほしいな……

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まな★★(プロフ) - 通行人Aさん» そういっていただけてすごくうれしいです!コメントありがとうございます! (2018年8月31日 20時) (レス) id: 68753d1748 (このIDを非表示/違反報告)
通行人A - めっちゃ面白いです!!見た瞬間テンションが上がりました!!! (2018年8月28日 18時) (レス) id: 81ab3a5cac (このIDを非表示/違反報告)
プリン - おもしろい!!!!!! (2017年7月31日 22時) (レス) id: e0161950e8 (このIDを非表示/違反報告)
まな★★(プロフ) - そうでしたか、すいませんでした!これから気をつけます!! (2016年3月14日 23時) (レス) id: e9a26e7ffa (このIDを非表示/違反報告)
ししゃも。(プロフ) - まな★★さん» 歌詞掲載についてですが、作詞作曲者を書いてもルール違反は変わらないです。 著作権あるものを無断で使っているということが重要なので。 詳しくは公式ルールを読んでください (2016年3月14日 22時) (レス) id: f861a6aebe (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まなさん★★ | 作成日時:2015年2月18日 19時

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