無口な少女のシェアハウス【歌/い/手】

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大学の講義を全て受け今は家に帰ろうとしている

が

「お姉さ〜ん?ちょっと俺らと遊んでいかな〜い?」

「金もあるからさ〜」

「ちょっこっちおいでよ〜」

頭悪そうな方々が現れました

馬鹿ABCと名付けましょう

馬鹿ABCを無視して素通りしようとする

「なんだ〜お姉さ〜ん?」

「聞こえるかぁ〜?」

「おいらと遊ぼうぜ〜?」

こんな通せんぼを数分間続けている、迷惑

「喋って意思表示しなよ〜?」

「「そーだー」」

『では、通してください、あなたたちと遊ぶ気は...』

渋々言おうとした、が

「おなんだこいつww声低wwwwww」

「ほんとに女か?」

「実は男だったりしてwwwwww」

声が出ない

動けない

何も考えられない


「まあ顔いいし〜」

「僕らと遊ぼうぜ〜?」

「楽しもうぜ?」

もう抵抗する気力もない

昔の嫌な思い出を思い出してしまう

もうだまって彼らについて行こうとした

その時

「すみません、うちの住人に何手出してんすか?」


振り返るとそこには彼方さんが立っていた

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