検索窓
今日:4 hit、昨日:5 hit、合計:27,990 hit

NAGOYA-Day1 ページ34

ホテルまでの帰り道。
街路樹にイルミネーションが残っていて、冬の名古屋はまだ浮ついていた。

ジョシュアがふと並んで歩きながら、
JS「日本語だと、声のトーン変わるね」
「え…そうですか?」
JS「うん。…俺好きだな、その話し方」

声が低くて、言葉の端にひっそり甘さが滲んでいた。

それを聞いたジョンハンが後ろから追いつき、
JH「なに話してんの」
と、まるで割り込むように二人の間に入る。

ジョシュアは微笑むだけで何も言わない。
けれど、一歩も引かないような気配があった。

ウォヌは3歩後ろから静かに歩いていて、前の3人を見ていた。
まるで“距離を見張っている”ような空気で。



エレベーターに乗り込む瞬間、
ジョンハンが横から手を添えて押さえた。

JH「……明日さ、朝ちょっと早く起きられない?」
「大丈夫ですけど」
JH「じゃあ朝ごはん、食べに行こ。行きたいところあるんだよ」

言い方が優しいのに、断る隙間がどこにもない。
「いいでしょ?」という圧と矛盾した口調の柔らかさに、少しだけ胸がざわつく。

JH「詳しいことはカトクする」

部屋の前に着いた頃には、胸の温度がいろんな方向へ揺れていた。
カードキーをかざしながら、名古屋の夜の空気を吸い込んで思う。

(……日本にいるのに、落ち着くどころじゃないな)

静かな部屋の灯りがついた瞬間、ようやく息を吐いた。

名古屋の一日目の夜は終わった。
誰かの視線の温度と、胸の奥に溜まったざわつきがまだ消えきらないまま。

NAGOYA-EP/ SC→←NAGOYA-Day1



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (33 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
136人がお気に入り
設定タグ:seventeen , セブチ , SVT
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

Linaria(プロフ) - milkvetch179さん» きゃーー嬉しいですありがとうございます😍これからも楽しんでいただけるように頑張ります🎶 (11月15日 0時) (レス) id: 5491e187e2 (このIDを非表示/違反報告)
milkvetch179(プロフ) - 待っていました!!!嬉しいです🥺💕 (11月13日 15時) (レス) @page3 id: 50cdaa3150 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ぴち | 作成日時:2025年11月11日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。