NAGOYA-Day1 ページ34
ホテルまでの帰り道。
街路樹にイルミネーションが残っていて、冬の名古屋はまだ浮ついていた。
ジョシュアがふと並んで歩きながら、
JS「日本語だと、声のトーン変わるね」
「え…そうですか?」
JS「うん。…俺好きだな、その話し方」
声が低くて、言葉の端にひっそり甘さが滲んでいた。
それを聞いたジョンハンが後ろから追いつき、
JH「なに話してんの」
と、まるで割り込むように二人の間に入る。
ジョシュアは微笑むだけで何も言わない。
けれど、一歩も引かないような気配があった。
ウォヌは3歩後ろから静かに歩いていて、前の3人を見ていた。
まるで“距離を見張っている”ような空気で。
⸻
エレベーターに乗り込む瞬間、
ジョンハンが横から手を添えて押さえた。
JH「……明日さ、朝ちょっと早く起きられない?」
「大丈夫ですけど」
JH「じゃあ朝ごはん、食べに行こ。行きたいところあるんだよ」
言い方が優しいのに、断る隙間がどこにもない。
「いいでしょ?」という圧と矛盾した口調の柔らかさに、少しだけ胸がざわつく。
JH「詳しいことはカトクする」
部屋の前に着いた頃には、胸の温度がいろんな方向へ揺れていた。
カードキーをかざしながら、名古屋の夜の空気を吸い込んで思う。
(……日本にいるのに、落ち着くどころじゃないな)
静かな部屋の灯りがついた瞬間、ようやく息を吐いた。
名古屋の一日目の夜は終わった。
誰かの視線の温度と、胸の奥に溜まったざわつきがまだ消えきらないまま。
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Linaria(プロフ) - milkvetch179さん» きゃーー嬉しいですありがとうございます😍これからも楽しんでいただけるように頑張ります🎶 (11月15日 0時) (
レス) id: 5491e187e2 (このIDを非表示/違反報告)
milkvetch179(プロフ) - 待っていました!!!嬉しいです🥺💕 (11月13日 15時) (
レス) @page3 id: 50cdaa3150 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぴち | 作成日時:2025年11月11日 20時


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