第十七話 ページ18
とりあえず六年生が可笑しい。
そんなにショックだったのか、呼び方途中で変えるのちょっと恥ずかしくて変えてなかっただけなんだが。
だって私だけ女だし?ちょっと恥ずかしいじゃない?
「そんなに私に苗字で呼ばれるの嫌なの…?」
もはや此処まで来ると名前で呼ばれたいんじゃなくて苗字を呼ばれたくないのかと思うくらいだった。
立花「そうじゃない、Aに名前で呼んで欲しいだけだ」
潮江「そういう事だ」
「貴方達泣いてるにしては喋り方流暢ね。」
そう、この二人これだけペラペラと喋っていながら泣いているのだ。もうこれは尊敬に値するよ。
食満「というか!なんで斉藤と守一郎だけ名前なんだよ!俺らの事も名前呼びで良いじゃねえか!」
善法寺「そうだよ!僕達だって呼ばれたい!」
「だって…今更変えたらなんか恥ずかしいじゃない!」
食満「それだけかよ!」
「何か悪いの?!」
善法寺「悪くは無いけど…」
「そうでしょう?!」
鉢屋「あんなA先輩初めて見たな…」
竹谷「だな、取り乱してらっしゃる所は見た事ないな」
「当たり前でしょう?!取り乱してる姿なんか後輩に見せたくないもの」
尾浜「別にいいと思いますけど」
「これで良いのよ」
「というか、今は違うけど昔は違う理由で呼んでなかったのよ。」
中在家「なんでだ...もそ...。」
七松「どんな理由だったんだ?」
まだ少し声は小さいが少し落ち着いた様だ
「じゃあ、少し昔の話をしましょうか」
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作者です。
これと一緒にもう一個投稿しようと思ってたんですけど何故かお話の欄が小さくなって書けなくなったんですね。なので違うとこで書いて投稿するので少しお待ちください。
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スイちゃんのご友人です! - 更新待機 面白かったです (2023年2月5日 18時) (レス) @page21 id: 5ad601e96f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:いちご飴 x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Raino/
作成日時:2021年4月26日 23時