女の忍たま、それつまりくのたまでは？まあ細かいことは気にしないことにしよう (ページ13)

今日:2 hit、昨日:1 hit、合計:24,163 hit

第十二話ページ13

道中特に何も無かったので飛ばして今食堂の前に着きました。

「久々知、来たわよ」

久々知「あっ、先輩方！どうぞお座りください！」

今から出してくれるのだろう。まだ何も置かれていない机を指される。
まあ向かいには他の五年も座っている訳だが

「どこ座る？」

食満「お前が誘われてんだからとりあえず真ん中座っとけ」

「分かった。じゃあ前失礼するわね。」

そう言って恐らく不破の真似をしているであろう鉢屋の前に座る

鉢屋「A先輩こんばんは」

「ええ、こんばんは、鉢屋」

不破「だから無理だって言ったでしょ？」

不破は無理だと言っていたらしい

「あ、中在家ここ座ってよ。」

中在家「分かった…」

「なんの料理が出てくるのかしら…」

食満「さあ、何だろうな」

竹谷「何って…豆腐料理しか出てこないですよ…」

立花「豆腐か、私達はあまり食べる事が無いな」

潮江「だな。学食に出た時くらいしか食う機会も無いしな」

善法寺「まあ豆腐嫌いな人はこの学年には居ないしちょうどいいんじゃないかな？」

尾浜「もし居たとしても兵助の前でだけは言っちゃダメですよ…」

「え、豆腐小僧そんなに酷いの？」

鉢屋「酷いなんてものじゃ無いですよ。そんな事言った人はきっと殺られてしまいます。」

善法寺「え、怖くない？久々知ってそんな感じだったっけ？」

中在家「過激派か…」

不破「はい…兵助は豆腐のことになると性格が変わってしまうんです…」

「なんだか凄いわね…」

竹谷「A先輩は確実に大丈夫なんですけど…それ以外の先輩や俺達がちゃんと生きて帰れるかは分からないですね…」

潮江「そこまでなのか?!」

七松「私達がそう簡単に殺られると思っては行けないぞ！！料理等すぐに食い切ってやろう！！」

尾浜「七松先輩なら大丈夫そうですね…」

「まあ大丈夫でしょうね」

竹谷「そろそろ出てきますよ…」

久々知「どうぞ！持ってきました！」

思ってたより多いな…

立花「随分と…多いな…」

久々知「そうですか？あ、あと、A先輩、これきっちり一丁分で作った奴です！麻婆豆腐なんですけど…」

「えっ…麻婆豆腐…？」

久々知「はい！…どうかしましたか？」

中在家「A…大丈夫か…？」

久々知「え、何かありましたか？」

中在家「Aは…辛いものが苦手だ」

「やっぱり辛いのかしら…」

久々知「A先輩辛いもの好きだと思ってたので…だいぶ辛いと思います…」

…後輩悲しませるのはやっぱり先輩じゃないわよね