花 吐 き 病 ＿ 。【 鬼滅の刃 】

花を五つ吐く ページ7

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不満を零すしのぶちゃんに、仕方の無い事だと制す冨岡さん


その光景は見慣れた筈なのに、何処か苦しい



ずきりずきりと胸が痛む





『 相変わらず仲良しだね 』






思ってもいないことを言ってしまう


本当は、仲良くなんてしないで欲しい




すると、私の言葉にすぐ様反応した2人は同時に口を開いた






胡·冨「「 仲良くない / ですよ 」」



胡「 ちょっと、真似しないでくれますか ? 冨岡さん 」



冨「 真似などしていない 」





嗚呼、本当にこの2人は付き合っているのかも知れない



何故か、この2人と私の間に透明な壁を感じてしまう


そのぐらいに私は場違いで、直ぐにでも逃げたい




この場にいるのが辛い、苦しい





『 ゴホッゴホッ ... !! 』



胡「 Aさん ! 大丈夫ですかっ ? 」



冨「 ! 大丈夫か ... ? 」






今までで1番大きくて、苦しい咳


突然の事に2人は心配して私の傍に駆け寄ってくれた



しのぶちゃんは優しく私の背中を摩ってくれたけど



心配させたくないし、何より花を見られたくなかった私は払い除けるようにしてしのぶちゃんから離れた






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