【CS】水面下の魔法戦争物語 (ページ8)

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＜家族構成＞
□父、母、姉、兄、弟、祖父、祖母
└アーレンベルク家当主の父、女主人の母、魔法省海保安隊に所属の姉と兄、プロティース寮所属の5年生の弟。現在は本城を離れ、支城で暮らす祖父母の計8人家族。

＜誕生日／誕生花／花言葉＞
■1月23日
├スノーフレーク：純粋、純潔、汚れなき心、皆をひきつける魅力
└ネコヤナギ：努力が報われる

＜生い立ち＞
□由緒正しき純血一族で、長い歴史とそれに相当する実績を残す名家、アーレンベルク家の次女として生まれる。
　父は非常に優秀で才能に溢れたアーレンベルク家現当主、母も才能に溢れ、夫の留守を守るアーレンベルクの女主人、年の離れた姉や兄、弟も優秀で忙しくしており、家族仲は非常に良い……とはいえないが、何一つ不自由のない恵まれた環境で生まれ育った。側から見れば、完璧な家族であろう。いや、完璧だからこそだった。夫である前に、父親である前に、当主として厳格で完璧であることを求めた父親と女主人として立つだけの力を兼ね備えているのにも関わらず、気弱で言われるがままに動く母親。正しく、真っ直ぐに、その分の鋭さを纏った長姉と長兄。
そんな普通の暖かな家庭とは少し違う環境で生まれた彼女が、空気を読み、大人しい消極的な少女になってしまったのは仕方のないことだろう。
　……まあ、簡単に言ってしまえばみんな不器用だったのだ。

みんながみんな、それぞれを深く愛し、大切に思っているのにそれを伝えるすべを知らなかった。

＜名前の由来＞
■「レニャ」は『小さな天使』、ミドルネームの「リーゼロッテ」は『神に愛された』を意味している。ミドルネームに関しては教科書に載るほどの偉業を成し遂げた先祖、〝リーゼロッテ〟から名前をもらったものである。

□豊富な魔力を有しており、魔法の繊細な扱いに長ける。
魔力量は天才と言っても過言ではないが、能力においては秀才止まりで、かなりの努力型。彼女が今、扱いが難しいとされる魔法を発動させられるのは、一重に幼い頃から続けてきた地道な努力によるものである。
　彼女が最も得意とするのは、回復魔法である。誰かを「助けたい、守りたい、力になりたい」という強い気持ちを持っており、どんなに人が多くても、どんな状況下であろうとも萎縮することなく、繊細で無駄のない治療を施すことができる。

■現在の彼女は気弱な面が目立つが、ほんの少しのきっかけさえあれば大きく成長ができる人物である。今後に期待。