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「それにぶってる感がない」
ロガルスも口を挟んだ。
「分かる分かる、素のまんまって感じがするよな」
「ありの〜♪ままの〜♪」「黙れ」
「でもたまにドジったりするくね?」
「あー、いきなりテンパったりな」
「あれは素直に可愛いと思う。愛されキャラ、というか…」
「だよな!」
と、その瞬間。
バジェーノがいきなり叫びだした。
「ちょっと待てちょっと待て!」
「え?」
すると、バジェーノは頭を抱えて唸りだす。
「うわっ……俺ぇっどうした、目を覚ませぇぇえ」
「え!?いや、ホントに覚まして!どうしたのいきなり」
それに驚き、リグオミが思わず心配した。
しばらくして、バジェーノがゆっくりと口を開いた。
「あー…ええと……こうやってさ、ちゃんと考えてみたら……俺、」
「……あの子のこと、好きかもしんねーわ…」
「……え」
一段落して、
「えぇぇぇえ!?」
狭い部屋に、五人分の叫び声が響き渡った。
「いや、まじで!これ本気!!」
「嘘……お前、今までこれと決まった人は一人もいなかったじゃん……女好きではあったけど」
「一言余計だ」
「なんで?アモールのどこを好きになったんだ?」
「うーん、…優しいとことか、いきなりテンパるとことか、……なんか存在自体が可愛い」
「え、顔じゃなく?」
「いや、そりゃ顔も可愛いけど……なんかワーって思うところは、違うんだよなぁ」
「へーぇ……バジェーノが恋ねぇ…しかも性格を」
「何だよっ、悪いか」
「いーや、別に」
「嘘っぽ……てか、時間!もう消灯すぎてんじゃんっ」
「まじで?ちょ、早くお前らも自分の部屋帰れ」
「おお」
それから間もなく、少年たちの瞳からネバーランドの夜が消えた。
決して何も知らない綺麗さでは語れない、輝いた瞳から。
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菜波(プロフ) - 初めてオリジナル見ました！とっても面白いです(^^)d更新頑張ってください！！ (2013年5月27日 20時) (
レス) id: 581295fc3e (このIDを非表示/違反報告)
桜蝶姫(プロフ) - 面白いっす！！自分だったらきっとここまで書かないでしょうｗ (2013年5月24日 20時) (レス) id: 6b7ce34b11 (このIDを非表示/違反報告)
＊りぃむ＊@Natsumi(プロフ) - 凄いです、とても面白いです(´｀＊)ここまで良くかけると尊敬しますｗこれからも頑張ってください、続き楽しみに待ってます＊ (2013年5月23日 23時) (携帯から) (レス) id: 5bbbbd63fc (このIDを非表示/違反報告)
メイプル・コルグエフ(プロフ) - オリジナルでここまで書けるなんて凄いです！がんばってください！！ (2013年5月23日 18時) (レス) id: 6725dd056b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：cry | 作成日時：2013年4月8日 22時
