秘蜜

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「んぅ.....」





寝た時とは、明らかに違う





重さ



香り




狭さ





みっくんが横にいるって目を開けなくても分かる






私を自身の胸に抱きかかえて眠る
みっくんの腕をするりと上にあがり





私の胸に みっくんを抱きかかえて




柔らかい髪の毛越しに 携帯を開く







「...まぶぅ」






画面には みっくんからの






みっくんいいに決まってる






と返信が来ていた






「よし、朝ごはん作ろ」








日「...Aちゃーん」







寝ぼけてるのか ふざけてるのか




私の名前を呼ぶみっくんを背に寝室を出る







「差し入れ何がいいかなぁ」





手作りは重いよね？




かといって
いい物や美味しいものはみんなの方が知ってると思うし






んー、







日「...はよ」







差し入れに悩んでいたら
いつの間にか、後ろからホールドされる私の体






「おはよ、みっくん」






首にあるみっくん頬に、頬を寄せて







「ねぇ 差し入れ何がいいかな」







日「えー、いいよ そんな気遣わないでって」







「あたしがしたーいの」







日「もー、Aちゃんは」








寝起きはいつもちゃん付け




そんな甘々モードなみっくんも大好きだ






日「あ、あれは？ 」






「ん？」







みっくんが
とっておきの差し入れを教えてくれました

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