ピエロな私と悪女様

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グ「ふなっ…もう食べられないんだゾ…」

そう言いながらゲップをして布団に横たわるグリム

ゴ「嬢ちゃんの料理どれもおいしかったよ，ありがとさん」

『はーい…ってやばい課題するの忘れていた』

その後俺は秒で家事を済まして机に向かって課題をした

今回の課題は…また論文じゃん

そしてお題は今回の錬金術についてね…

俺は何も考えずにただただ手を動かした

あ〜明日またあんな1日を過ごすのか〜

いやだな〜また宿題を盗まれてクルーウェル先生に怒られるのか…

またみんなににらまれ無視されるのか…

毒を盛られるのか…

水をかぶせられるのか…

雑用をされるのか…

『ハア…憂鬱でツマラナイ毎日になりそう…』

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

『んーやっと論文終わったー！』

そう言いながら俺は背伸びをした

すると，携帯が鳴り出した

『はーいもしもし〜？』

【団長様！久しぶりです！】

『あ，レリアじゃん♪』

電話をしてきたのはレリア・フランボワ(20)

俺のサーカス団での副団長，いわゆる俺の部下かな？

【聞いてください！今日の劇場すっごく盛り上がったんですよ！しかも今月の売り上げも右肩上がり！さすが団長ですね！】

『でしょ？この団長様に任せれば，全てが順風満帆ですぞ♪』

【本当に団長様すごいです！ところで団長様，学校生活はどうですか？】

“学校生活”

その言葉で俺の笑顔が一気に真顔に変わった

【？団長様？】

『！嗚呼，とっても楽しいよ？どうして？』

【いや，なんか団長様…すっごく疲れてるような声をしてらしたので大丈夫かなって…】

『…あっははははははは！大丈夫大丈夫！君は俺の事何かを気にしないでサーカス団のことを支えてあげてね♪それじゃ♪』

【ちょっ！団tyﾌﾟﾂﾝ】

ツー，ツー

気づいたときにはこの電話の音だけが部屋に鳴り響いた









ポタンポタン

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