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比「……んだよ，お前は出ねぇのかよ」
『貴方こそ』
そう言って薄っぺらい笑顔を浮かべながらPCの乗ってる机の上に座り，足を組みながら比嘉の方を向く
比「……お前，ずいぶんと平気そうだな」
『まぁ……そうですね。それに対してあなたはかなり顔色が悪いですよ，部屋に行って休まれてはいかがですか？』
そう言うと比嘉は頭を抱える
比「休んでる暇なんかねぇんだよ…！今すぐ此処から出て，出ないと…！」
『(……かなり参ってるな)』
すぅ…と目を細めながらAはそう判断した
『…比嘉さん，あなたの動機ビデオには一体何が映されたのかは私にはわかりません。ですが1回気持ちを落ち着かせなさい，あなたは気が動転しています』
比「っるせぇよ！！俺はこんなところでのうのうと過ごしてる暇なんてねぇんだ！」
ダンッ！と比嘉は机を叩く音がこの静かな部屋に響き渡る
『………殺る気ですか？』
比「もうそれしか方法はねぇだろうが…！」
おっと，早速第一の殺人者を割り出せた
この目はもう殺ると決めてる目だ，と判断したAは机からストンと降りてゆっくりと前にあるホワイトボードに足を運ぶ
『比嘉光弘！！起立！！』
比「！？！？は，はい！」
突然の大声に慌ててその場を立つ比嘉
『気をつけ！礼！』
比「宜しくお願いします！……って何言わせてんだ！」
比嘉のキレッキレなツッコミを無視しながらAはペンをくるりと回しながらキュポン，と蓋をとった
『今から数分で終わるとある方程式の授業を始めます
ところで貴方，サッカー選手ですが学校は行っていたのですか？』
比「ま，まぁ……試合のある日とかは別だけど…」
『……そう』
そしてAはホワイトボードに文字を書き終えると，比嘉の方に体を向けた
『今日は絶対にこれを覚えて帰ってください，比嘉さん』
コンコン，と軽く叩かれたホワイトボードには大きくきれいな文字でこう書かれていた
比「真偽不明の絶望的状況×極限状態＝“馬鹿”……？」
『はい，今の貴方は“馬鹿”です』
比「っんだとこの野郎！面と面合わせて言われると腹立つ！」
ご立腹な比嘉にAは次の質問を投げた
『例えば，貴方は殺人を犯して此処から出られたとします。その後，貴方はどうするんですか？』
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雨曇り侑(プロフ) - あんこもちさん» あぁ，その方の作品なら私も読んでいます！確かに一致してるなとは思いましたけどやはりそうなんですかね？でも，ご報告ありがとうございました！ (2022年10月6日 15時) (
レス) id: 1988c176de (このIDを非表示/違反報告)
あんこもち(プロフ) - 第三者である私が本人に直接あんた人の作品パクってる？って聞くのも変なのでとりあえずお伝えしておきます。 (2022年10月6日 14時) (レス) id: 9db9d759ee (このIDを非表示/違反報告)
あんこもち(プロフ) - 失礼します、あなたの小説を見返して気づいたのですが、眠いけど寝ない蒼さんという方が書いている小説の文章がゲーム本編に書いてない場面すら貴方のものと一致しているのが少し気になって… (2022年10月6日 14時) (レス) @page8 id: 9db9d759ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雨曇り侑 | 作成日時：2022年8月23日 0時
