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3日目の朝
そろそろ殺人事件が起きてもおかしくない頃,朝っぱらからAはソファの上で寝転びながら煙草を吸っていた
今日は調査は一旦中止しよう,なんかやる気が起きない
前髪をセットする時までは調査する気あった,でも煙草吸った途端に一気にやる気がなくなった
そう思いながら灰皿に煙草を押し付けていると,ノックが3回聞こえる
『うわっ,やばっ』
パタパタと部屋のタバコの匂いを消して白衣をはたき,Aは扉を開けた
『はい,どちら様で…』
伊「その正体は〜サツキでしタ!」
『朝っぱらからよくそんな大きな声が出せますね伊良波さん』
伊「サツキは朝型なのデ!」
朝から元気に大声を出す伊良波にAは苦笑いをこぼす
『で,私に何か御用でも?』
伊「あ,実は定期会議が始まるので呼びに来ましタ!それじゃあ行きましょウ!」
『定期会議……そう,定期会議ですね。わざわざありがとうございます』
そして二人は食堂に向かった
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金「皆集まったな,それじゃあ始めよう」
友「ちょっとぉ…私もう少し寝ていたかったんだけど…」
皆が食堂に集まり,ついに本題に入っていく
まとめて言えば,三日間ここで見つけられたものは特にないということ
いったい他の生徒と教師が消えたのはなぜか
『(教師と他の生徒の行方……地図から見てここは希望ヶ峰学園だと言う事は確かなはずだけど…数え切れないほどの可能性の中で1つに絞るのはさすがに難しそうだな,真実を見つけるには)』
殺す,なんていうのは物理的には不可能
人を殺したとしても死体なんて簡単にぱっぱと片付けなんてできるわけがない
もしくは此処は希望ヶ峰学園に似た建物であり,私が今までずっと勘違いしてきたか
普通ならこんなことをしたらこの建物自体怪しまれるが,この建物の位置が誰もよりつかない森の中か何処かならあり得なくもない
……玄関ホールにいた時と教室にいた時の間で,壮絶な何かがあったのか
真実を辿るためには情報が少なすぎる
牧「でも!僕達学校に行ってから何日も連絡が途絶えてるんだよ?きっとすぐ警察とかが」
「うひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!」
この不気味な笑い声で,Aの頭の中で膨れに膨れ上がった思考がパン!と割れた
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雨曇り侑(プロフ) - あんこもちさん» あぁ,その方の作品なら私も読んでいます!確かに一致してるなとは思いましたけどやはりそうなんですかね?でも,ご報告ありがとうございました! (2022年10月6日 15時) (レス) id: 1988c176de (このIDを非表示/違反報告)
あんこもち(プロフ) - 第三者である私が本人に直接あんた人の作品パクってる?って聞くのも変なのでとりあえずお伝えしておきます。 (2022年10月6日 14時) (レス) id: 9db9d759ee (このIDを非表示/違反報告)
あんこもち(プロフ) - 失礼します、あなたの小説を見返して気づいたのですが、眠いけど寝ない蒼さんという方が書いている小説の文章がゲーム本編に書いてない場面すら貴方のものと一致しているのが少し気になって… (2022年10月6日 14時) (レス) @page8 id: 9db9d759ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雨曇り侑 | 作成日時:2022年8月23日 0時