絶叫ロマンス（green） (ページ32)

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「おやすみなさーい」

大倉「バイバーイ」

パタン

ふぅ……
楽しかったけど、疲れた

大倉「さぁっ、早よ風呂入って寝よ」

「ですね」

大倉「さき、ええよ」

「いや、いいですよ後で」

後片付けもしなくて良くて

本当、浮世離れした世界

大倉「てか、あれやな…イレギュラーやったよな」

「えぇ？何がですか？」

ソファに座って頭をかいてる忠義さん

大倉「ほら、あれ…誓いのヤツ」

「あ、キスですね」

大倉「めっちゃキッパリと言うな」

「こんな事も想定内ですよっ」

大倉「そっか」

「仕事ですから」

大倉「そっかぁ…」

なんで、そんなに肩落としてる？

「え、嫌でした？」

大倉「う～ん、そうじゃなくて…」

「なくて？」

大倉「人前であんな茶化した感じで…」

あ、そっち？笑

「でも、私と忠義さんの場合人前以外でする事無く無いです？」

大倉「…そう言われたらそうか」

ふはって笑って立ち上がった

「ゆっくり、２人の時に普通にキスするとか無いですもんね」

大倉「……ま、そやな」

風呂いくわって部屋を出た