男子の秘密の話。 ページ13
キーンコーンカーンコーン♪
やっと4時間目の終わりのチャイムが鳴る。
「「「ありがとうございました〜。」」」
さ、散々だったぁ・・・。
早く弁当食べて忘れよ。
そんなことを考えていたら響に
「一緒に弁当食おうぜ〜!」と
声をかけられた。
断る理由もないので「いいよ。」と
言うと、中庭につれかれていかれる。
「よしっ!じゃあ、食べようぜ。」
早くも響は弁当を広げて食べ始めた。
僕も食べよ・・・。
「・・・で?」
「ん?」
「何で木戸さんに告んないの。」
「ぶふっ!ごほごほっ・・・。」
急にそんなことを言われて、むせる。
「な、何急に・・・。」
「だってお前、ずっと好きなんだろ?」
「・・ねぇ、何で知ってんの・・・。」
僕がそう言うと「勘?」と笑う。
「てか、お前って意外と分かりやすいな。」
「え。」
「顔。赤いぞ〜。」
「っ・・・。」
急いでそっぽを向くが、もう遅いだろう。
「まぁ、いいとして。で?告んないの。」
「えぇ・・・。」
「後で俺の事も言うからさ。」
そう言われて
「ま、まぁそういう事なら・・・。」と
渋々了承する。
「で。理由は?」
「理由も何も・・・」
「キドには好きな人がいるから。」
「・・・え?」
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lemon - 閲覧ありがとうございます!あと少しで終わると思います。時間があれば番外編を書こうかと・・・。 (2017年8月6日 22時) (レス) id: 60c510cb67 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:lemon | 作成日時:2017年6月16日 20時