44.4 ページ17
緑side
慎「あ...じぇし...ごめ...ど、しよ...っう」
パニック状態の慎太郎に声をかける。
ジェ「大丈夫大丈夫。気にすんなって。」
慎「...は、はぁ...でも....」
ジェ「いいから、ね?...まだ、吐きそ?」
慎「わ、かん...な...の」
ジェ「そっかそっか...分かんないねぇ、」
とにかく慎太郎の気持ちを落ち着かせるように、なるべくのんびりと話しかけて寄り添う。
しばらく、ゴミ箱に顔を埋めていたけどほとんど何も出てこなかった。
慎「はぁ...はぁ...も、いい」
ジェ「ん。苦しかったなぁ、頑張ったね」
まだ、頭は痛いみたいだけどそれよりも綺麗にしてあげないと笑
また気持ち悪くなっちゃったら、かわいそうだもん。
ジェ「風呂、行こ?」
慎「ん......」
泣きながら俯く慎太郎の頭を撫でて、風呂まで連れて行く。
ジェ「?....慎太郎、入ってきな？」
1歩も、ドアの前から動かない慎太郎。
慎「じぇし、先に....汚しちゃった..し」
もう!
どこまで、気ぃ遣い何だか..。
ジェ「具合悪い時は、いいの!
一緒に入っちゃうぞ!?hehe!!」
そういえば、渋々脱ぎ始めて。
......もしかして、一緒に入るの嫌だったってこと...?
それはそれでショックだ...Hahaha
まぁ、本調子とはかけ離れているからね。
服を脱ぐのを手伝い、風呂場に消えていくのを見届けて。
自分も服を脱いで、慎太郎のと一緒に洗濯をする。
それから、ベッドを綺麗にして着替えを準備。
俺のスウェットで我慢してもらおっと。
慎太郎が見たらね、また気を遣って謝り倒すだろうし。
見てないうちに、全て元通り!!
ジェ「しんたろー?出たら、そこにある着替え使えよー」
慎「....うん...ぁりがと」
凄い小さな声だったけど、返事しただけで100点満点!!
花丸だよ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 565人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SixTones」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：みかん
| 作成日時：2020年12月8日 0時
