私の王子様 ページ18
＊わかりにくいと思いますので、名前はそのままで記載します。
新しい制服に袖を通して、新しい靴を履いて。
「行ってきます」
誰もいない新しい部屋に挨拶をして。
これから毎日通う道を歩いて、お世話になる新しい学校の校門をくぐった。
まだ登校するには早い時間で、周りに生徒らしき人はちらほらといる程度。
理事長室に挨拶をしに向かえば、おじいちゃんとこれから担任になる橘先生。
「よろしくお願いします」
挨拶を済ませて橘先生と理事長室を出れば、まず生徒会に挨拶に行こうと言われる。
生徒会室には５人の男子。
失礼だけど、顔で選ばれたの？ ってくらいイケメンばっかり。
仲良くできたらいいな、なんて思っていたのに。
「女の子が、いない？」
山田「ここ、元男子校。来年には女子生徒も入ってくるけど、今は君だけ」
「どうして！？」
中島「女子生徒を迎えるにあたって、いろいろ準備が必要だから。お前は理事長にその為にここに転校させられた」
「……嘘でしょ？」
山田「知らないで入ってきたの？ 大丈夫？」
中島「確認しないとかバカじゃねーの？」
目の前が、真っ暗になった。
目が覚めて身体を起こすと、そこは保健室で。
橘先生と保健医の夏目先生が、優しく笑ってくれた。
緊張と疲れから、私は倒れてしまったらしく。
橘先生が運んでくれたらしい。
岩田「とりあえず生徒会に入った方がいいよ」
「どうしてですか！？」
松坂「もちろん来年の準備の為だが、でもそれ以外の意味もある」
「それは、どういうことですか？」
私の質問は、生徒会室に戻って答えると言われ。
生徒会室へ戻り、さっきの話の続きを進める。
山田「ここは元男子校で、女子生徒は君だけ。これがどういうことかわかる？」
山��「狼の群れの中に、子羊が一匹迷い込んでるような状態ってことだよ」
神木「身の安全を確保したいなら、言うこと聞いておくべきだ」
志尊「別に入らなくてもいいよ。その代わり、どうなっても知らないけど」
保健室から生徒会室へ移動する時、周りは確かに男子ばかりだった。
橘先生の後ろを歩く私を、まるで初めて動物園に来たパンダのように、みんな物珍しそうに見ていた。
これからこの環境で生活する。
それなら、少しでも安全な方がいいに決まっている。
「入り、ます」
神木「賢い選択だ」
山��「それじゃあこれからよろしくね」
波乱の学園生活幕開け。
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なーさん(プロフ) - リクエストです。アオハルTVとぐるナイ出演が見たいです。 (2019年3月5日 15時) (
レス) id: 9a29600662 (このIDを非表示/違反報告)
リオ(プロフ) - 寧音さん» 寧音さん、ご報告ありがとうございます。こちらも確認させていただきます。 (2018年10月17日 20時) (レス) id: 17091ee08c (このIDを非表示/違反報告)
寧音(プロフ) - なぜか名前が反映されず、人１のままになってしまいます。私側の故障なのか分からないので一応報告させていただきました。 (2018年10月17日 16時) (レス) id: d9ed61c0ad (このIDを非表示/違反報告)
リオ(プロフ) - ユーロさん» かしこまりました、しばらくお待ちください。 (2018年10月17日 9時) (レス) id: 17091ee08c (このIDを非表示/違反報告)
リオ(プロフ) - LINAさん» 修正しました。ご指摘ありがとうございます。 (2018年10月17日 9時) (レス) id: 17091ee08c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リオ | 作成日時：2018年10月9日 9時
