７７話 ページ38
レ「とりあえず、ファルが来るまで大人しくしてろっての……ん？なんでお前コウのナイフ……いや待て！お前！髪！！！どうした！？」
コ「とりあえず落ち着けよ」
レ「とか言いながらお前も首絞めようとしてくんなよ！！！お前こそ落ち着け！！で、Aは何をした！？」
時間が動き出した瞬間、説教を始めようとしてすぐナイフに気づいたレイ。さすがは暗殺者
コウは無表情のまま、混乱からかレイの首を掴みだす。表情に出ないだけで感情豊かなのは両方同じなんだな……
さて、説明しても絶対わからないだろうな……時間もないことだし
貴「後で説明します。いまはこれからのことを聞いてくれませんか」
コ「わかった」
レ「……」
レイの方はまだ不満そうだったが、ここは堪えてもらいたい。今からの作戦を行使するには2人の協力が必要なのだから
貴「――――スカイちゃん救出作戦です！協力、してくれませんか」
＊＊＊
もう何時間が経ったんでしょう
ずっと放出される魔力量の多さに眩暈がしてきました
生前にもこんな魔力を消費したことは無かったんじゃないでしょうか……もうほとんど何も覚えてないけれど
いや、天使になった時から人間以上の魔力を保持していましたから、その考えは間違っているのかもしれないですね。それに人間だった時は、魔力はあっても魔法なんて使ったこと無かったっけ
駄目ですね。私、もう人間の頃の記憶なんてほとんど無いじゃないですか
どうしてあかり様達は私をお選びになられたんでしょうか。私が怪しまれない年齢だからですか？信仰していたからですか？それとも……
それとも
天涯孤独で、誰にとっても必要ない存在だからですか？
どうしてしまったんでしょう、私。いつもはこんなこと思わないのに。これが呪いの本質というものなのでしょうか
＊＊＊
呪いが私に取り憑いたことは知っていました。
忘れもしない、あの子を助けられなかった時の記憶です
地面が揺れ、空中に投げ出された少女の手を掴もうと、私は翼を広げようとしたのです。正体がばれることなんて、頭に無かったのです。衝動的な行為だったのです。
そこに待ったをかけたのが、あの方でした
「スカイ！」
マリーを追って飛び出そうとした私の腕は、素早く掴まれたのです。その手はいつもと違って、振りほどけない強さを感じました
ス「離してくださいっ、――――ミキエル！」
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栗狐(プロフ) - フォローありがとー(*´-｀*)ゞございましたです(*^-^*)いまからフォローしてきます(ﾟ∀ﾟ*)(*ﾟ∀ﾟ) (2018年7月16日 13時) (
レス) id: d357ac031b (このIDを非表示/違反報告)
笹乃葉(プロフ) - 栗狐さん» うわぁぁぁぁぁぁありがとうございます！！！！失礼ですがフォローさせていただきました！！！楽しみにしてます！！！！！ (2018年7月16日 13時) (レス) id: f7209ee17f (このIDを非表示/違反報告)
栗狐(プロフ) - 大丈夫ですよー(´▽｀)気に入っていただけてよかったです！これからもちょこちょこ投稿するのでよろしくお願いいたします(っ´▽｀)っ (2018年7月16日 13時) (レス) id: d357ac031b (このIDを非表示/違反報告)
笹乃葉(プロフ) - 栗狐さん» 昨日疲れてそのまま寝てしまったので今見ました！！素晴らしすぎか……！？皆かっこよすぎですかもうありがとうございます！！！！！URLこっちに貼って大丈夫だったりしますでしょうか！？ (2018年7月16日 13時) (レス) id: 00d128c491 (このIDを非表示/違反報告)
栗狐(プロフ) - そのあとも制服姿等、学パロイラストも混ぜていきたいと思います！(*^-^*)よろしくお願いいたします(ﾟ∀ﾟ*)(*ﾟ∀ﾟ) (2018年7月16日 8時) (レス) id: d357ac031b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：笹乃葉 | 作成日時：2016年3月26日 17時
