【d!】天と地の吸血鬼Ⅱ (ページ28)

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75話ページ28

shp｢何か知らんけど...助かった...？｣

ci｢ショッピ！大丈夫か！？｣

チーノはショッピの元に向かう

rb｢また...ってどういうことやろ。そんなことよりゾム達の手当せんと！チーノ、いけるか？｣

ci｢え、うん..｣

チーノはゾム達の所に向かう

rb｢俺らはコネシマとシャオロンを助けんと｣

近くにあったレンガのような物で瓶を叩く

すると、瓶の表面にヒビが広がり割れ中に入っていたであろう液体とともにコネシマが出てきた

shp｢コネシマさん！｣

ショッピはコネシマの元に向かうと、コネシマを起こそうと体を揺さぶる

次に、シャオロンが入っている瓶もレンガのような物で瓶を叩くとすぐ割れた

rb｢ふぅ...シャオロンいけるか？｣

話しかけても2人は全く返事しない。目を瞑っていてまるで、死んでいるようだった

shp｢コネシマ...さん？｣

rb｢シャオロンしっかりせんかいお前！｣

そう体を揺さぶるが2人の体は液体のせいか冷たく温かさはなかった

shp｢じ、冗談ですよね...｣

ショッピは今にも泣きそうな顔でコネシマを呼び起こそうとする

ci｢ゾム達は大丈夫やけど...そっちはいけるん？｣

2人の手当が終わったのだろう...チーノが心配な顔でこっちに来た

rb｢...分からん...｣

チーノはポケットを漁るとどこにでもあるような小瓶を2つ取り出す

ci｢ゾム達手当てしてる時見つけてん。多分、2人と戦ってる時あの執事が落としたかもしれへんから何かに役立つかも｣

そう言いロボロに小瓶を渡す

rb｢何これ...まるで生きとるみたいやな｣

生きているみたいに温かい...ロボロはまさかかと思い小瓶を2つ開けた

すると、中から何かが出てきてシャオロンとコネシマの心臓部に戻ってく

kn｢...ゲホッ...何や...｣

生き返ったかのようにコネシマが頭を擦りながら起き上がる

コネシマはショッピの顔を見るといつものように普通に話しかけた

kn｢お前鼻赤いで...どないしたんや｣

shp｢っ別に！なんでもないっすよ｣

ショッピはそう言うとコネシマを睨む

コネシマが起きた後、シャオロンも続けて起きた

sho｢うっわ...二日酔いみたいに頭痛いねんけど...｣

rb｢無事やったか...良かったわ｣

sho｢ロボロには心配された無いわぁ....｣

ロボロはそう言われシャオロンを殴る

ゾムもひとらんも、チーノが持っていたしんぺい神が作った治療薬のおかげで動けるようになった