【d!】天と地の吸血鬼Ⅱ (ページ24)

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71話ページ24

右側side

shp｢コネシマさーん｣

rb｢コネシマー、シャオロンーどこおるんやー？｣

ここも人の気配が全くせずただ暗い廊下を歩いているだけだった

ci｢ゾムさんどないしたん？｣

zm｢いや？何か変な感じがすんねんここ｣

そう言い立ち止まりある違和感のある壁を触る

ht｢....押してみる？｣

zm｢うん...｣

ゾムは違和感のある壁を押すと、どこかに通じる道が出てきた

ht｢っ！？...この匂い｣

rb｢ひとらんもしたんか？間違いない。この匂い...｣

shp｢コネシマさんと...シャオロンさん...｣

全然感じないと思ったらこの壁のせいで分からなかったらしい

一刻も早く助け出そうと5人は走り出した

息を切らしながら5人が着いた場所は人が入るくらいの大きな瓶が沢山並んでいた

ci｢なんや...｣

チーノは瓶に触れる

rb｢っ！？おい！あれ...｣

ロボロが指さした先には、2つの大きな瓶に入れられていたコネシマ、シャオロンだった

shp｢先輩！！｣

zm｢シャオロン！！｣

2人は瓶に近づく

そして、どうにか割れないか叩いたりする

shp｢しっかりしてくださいコネシマさん！！｣

rb｢硬い...割られへん！｣

ドンドンと叩く。すると

｢何をしてらっしゃるのでしょうか｣

ci｢っ！？｣

ニコニコと笑っている執事の格好をした男はコッチに向かって歩いてくる

ht｢誰？｣

ひとらんはそう言うと男は驚いた顔をしてこう言った

｢これは失礼しました。私はここの執事をしているものです。すみませんがその瓶から離れて貰えませんか？食物が痛みますので｣

rb｢し、食物やって...？？｣

5人は食物と聞き驚きや怒りを隠せなかった

｢もし、離れないのなら...私が片付けるまでです｣

執事は手に填めていた手袋をキュッと締める

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左側side

tn｢A？何でや...｣

『....』

hp｢僕と一緒がいいよね？｣

ヒプノはそうAに言うとAはコクコクと首を縦に振った

os｢こんなんおかしい！Aは俺らの家族みたいなもんやのに！｣

hp｢家族...？僕は家族っていう言葉嫌い。家族なんてただの作り物。それに、Aは君らと同じ匂いがしない｣

tnAから離れろや｣

トントンはヒプノを睨みつける

hp｢欲しいなら奪えば？無理だけどね｣

os｢グルッぺン。もう我慢ならん...殺す｣

殺すという言葉を聞いたヒプノは高笑いする

hp｢できるものならやってみな｣