【d!】天と地の吸血鬼Ⅱ (ページ19)

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66話※ ページ19

・吸血行為

・性的表現少しあり

・いつものように濁点は普通に付けちゃいます

苦手な方は67話へ飛んでください

大丈夫な方はそのままお進みください

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A視点

『ぐぁ"っ...』

hp｢...ふふ｣

近くにあったテーブルの上に押し倒され首元に向かって牙を立て皮膚を破り血を吸われる

ヒプノが血を吸い上げるとAの体がビクリと震える

hp｢どうしたの？？A...｣

これはトントンの時もあった...電流が体に流れるような感覚...

hp｢感じてるなんて....かぁわい...もっとしたくなっちゃうなぁ｣

そう言うとさっきとは別の場所に牙を立て血を吸う

『〜っ！！』

わざとだろう...さっきのように血を吸い上げては頬を触ったりセクハラ行為を始めてきた

僕は声を出さないよう口を押さえる

『ん"ん"っ...』

hp｢んふふ...やっぱりAの血は甘いなぁ...思った通りだよ｣

ヒプノのセクハラ行為はエスカレートしていく

首、横っ腹、太腿....もうやめて欲しい

電流の流れるような感覚に体が段々と敏感になっていく

それに気づいたのかヒプノは口を押さえていた僕の手を掴みどかす

hp｢我慢しなくていいんだよ？俺はもっと君の声が聴きたいなぁ｣

『い...やっ』

すると、ヒプノは僕の服の中に手を入れる

『何してっ...』

hp｢いいじゃないか...な？｣

死なない程度に血を吸われ、体中触られ、そのせいで体が敏感になり声が漏れる

こんな声聞きたくもないのに耳に入ってくる

目の前が霞んで見えてくる

hp｢ちょっとやり過ぎたかな？まぁいいや...じゃ、最後の仕上げだね｣

こうなる前は助けてくれる相手など居ないのに助けを求め叫んでいたが、今になっては叫んだせいで声が枯れあまり声が出ない

『た...たすけ...いや...嫌...』

そんな僕の声も届かずヒプノは僕に顔を近づける

貧血でもあり頭も痛く体もだるい。そのせいで逃げることもできない

hp｢俺を見て？｣

ヒプノはそう言うと自分の前髪を指で少しどかし目を見せた

ヒプノの目に吸い込まれそうな感覚になる

僕はもうヒプノに囚われてしまった

そう感じた

...！......(名前 ).....A！！

誰かが僕の名前を呼ぶ

あぁ、誰かが助けてに来てくれたんだ...

これで帰れる....

でも、遅かった

僕はもう帰れない

みんなに会えない