文ストへトリップした姉妹の行く末は？

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中島 side

？「ロケ中」
？「ですか？」
中島「ろ、ロケ？」

凄い。本当に仲が良くないとできない技だ。

僕は絶対にできないだろうな……。

この二人、先刻僕の名前を云い当てたけど…何故知っているんだろう？

中島「あの…君達の名前は？」
そう僕が訊ねると二人の少女は、少し困った様に目配せをして云った。

？「私は相澤 真琴で、」
？「わたしは相澤 綾美です。」

この二人、やっぱり姉妹なんだ。

中島「真琴ちゃんと綾美ちゃんって、仲が良いんだね。」

僕がこう云うと、二人はニコッと笑って、

真琴&綾美「よく云われます！」

と云った。
二回目だけど…この二人、本当に仲が良いなぁ。

……って、二回も思ったこと、未だ答えてもらってなかった！

中島「ねぇ、何故僕の名前を知っているの？」

真琴&綾美「……………」

……答えて呉れない。
どうしよう……あ！川を流れていた人が、片目を開けてる！

中島「だ、大丈夫ですか!？川を流れてましたけど!？」

？「私は―――助かった…のか。 ちぇッ。」
中島「ちぇッ!？」

今、ちぇッって云った？え、ちぇッ？

？「君達かい？私の入水を邪魔したのは。」

真琴「そうでーす！私達でーす！」
綾美「もっと違う趣味を持って下さーい！」
中島「自 殺!？って、真琴ちゃん!？綾美ちゃん!？」

これから……如何なるのだろうか……。

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