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シルクの家に着いて、3人で部屋に入るとそこには家主のシルクと上の階に住んでるマサイ、それからぺけたんがいた。ダーマも撮影でいたらしいけど、今日はもう帰ったらしい。ぺけたんは撮影後に合流したみたいだった。
シ「おう、おかえり。」
モ「うん、ただいま。」
マ「…？A、顔色悪くねぇか？？」
マサイの指摘にぎくっとした。
さっきモトキに話したことを、もう一度みんなに話さなければならない。
話をするだけ。簡単なことなのに。
何故か、身体が震えて声が出なかった。
シルクが少し怖い顔でこっちを見てる。
マサイ、ンダホ、ぺけたんも心配そうな顔をしてる。
話さなきゃいけないのに。
今回のこと、自分が思っているよりも結構精神的にきてたんだなって他人事のように思った。
そんなこと考えても、依然として声は出ない。
モトキには話せたじゃん。
声、出てよ。
『……あ、の…………。』
モ「A。」
優しい声で名前を呼ばれて、頭の上に暖かいものがポンっと乗った。
モトキの手が私の頭を撫でている。
モ「俺が話すよ。Aは休んでて？」
『っ、でも…。』
モ「いいから。疲れたでしょ？最近眠れてないんじゃない？」
図星だ。ストーカーのことが気になって、この一週間はろくに眠れてなかった。
モトキの気遣いは嬉しい。でも、全て彼に話させるのは忍びない。
『…でも、私が話さなきゃ……。』
モ「…………シルク。」
シ「なに？」
モ「そっちの部屋、借りていいよね？」
モトキが指さしたのは、シルクが寝室として使っている部屋。
シ「おう、布団は敷いてある。」
モ「おっけー。」
布団？なんで？？
意図が分からず固まっていると、突然身体が宙に浮いた。
『っえ！？』
モ「はーい、大人しくしてねー。」
『は、え？モトキ！？』
モトキが私を横抱きにした。つまり、お姫様抱っこ。ぶわっと顔に熱が集まる。
『お、降ろして！今すぐ！』
モ「えーやだ。」
『重いから！』
モ「重くない。もっと太ったら？」
そんな会話をしながらモトキの足は寝室に向かっていた。あ、何となく分かったモトキの意図が。
後ろからゾロゾロとシルク、ンダホ、マサイ、ぺけたんが着いてくる。
※続きます！
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リィオ(プロフ) - みずきさん» 読んでくださりありがとうございます！申し訳ないですが、活動名は固定です。すみません……(--;) (2019年11月4日 11時) (
レス) id: 86036bcecf (このIDを非表示/違反報告)
みずき - 活動名などは変えられないんですか？ 楽しく読ませていただいてます｡ (2019年11月4日 9時) (レス) id: 3bcdf4194e (このIDを非表示/違反報告)
HANA(プロフ) - 読んだよー！！続き！！！早く！！！(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o))) (2018年10月22日 0時) (レス) id: 38cba622c1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リィオ | 作成日時：2018年6月6日 21時
