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モトキside
ンダホが迎えに来てくれて車の中に乗り込んでから犯人について少し考えた。
まず、手紙の宛先にルーナと書いているということは、フィッシャーズを知っているということ。
ルーナが帰ってきて動画に出るようになってから、彼女に対してのアンチも少なからずあった。
ウオタミさんの仕業とは正直考えたくないけど……十分ありえる事だ。
……または、昔からAを知っていて、彼女がフィッシャーズの一員であることも知っている人。
Aと6年も離れ離れになってしまった元凶である"あいつ"のことが頭に浮かんだ。
……まさか、ね。
ぐるぐると考えていると、横から視線を感じた。目を向けるとじっとAがこちらを見ていて、俺がそっちを向いたから自然と目が合った。
そしたらAの顔がかぁっと赤くなって、そっぽを向かれた。
ふいにさっき抱きしめたことが頭をよぎって、俺も顔に熱が集まった。Aは顔を背けているけど、耳が真っ赤に染まっている。
……そういう反応されると、期待してしまうのですが。
こんな状況で不謹慎だと思いながらも、Aの反応に心臓が高鳴った。
ン「モトキが泣かせたの……？」
『…、え？』
突然問いかけられて反応が遅れた。
声のした方を見ると、ンダホがバックミラー越しにこっちを睨んでいるのが目に入った。
ン「モトキが、Aを、泣かせたの？」
今まで聞いたことないくらいの低い声。ピシッと身体が固まった。ンダホの眼力に動けなくなっているとAが慌てて話し出した。
A「ち、違う違う！確かに泣いたけどモトキのせいじゃないから！モトキも否定してよ！」
『ご、ごめん。』
ン「……ホントに？」
A「ホントに！違う！」
ン「……なーんだ、俺びっくりしたよー！もっきゅんごめんね？疑ったりして！」
『い、いや、大丈夫だよ。』
一瞬で元のンダホに戻った。
普段温厚な分、ンダホはキレさせると相当怖いと悟った。
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リィオ(プロフ) - みずきさん» 読んでくださりありがとうございます！申し訳ないですが、活動名は固定です。すみません……(--;) (2019年11月4日 11時) (
レス) id: 86036bcecf (このIDを非表示/違反報告)
みずき - 活動名などは変えられないんですか？ 楽しく読ませていただいてます｡ (2019年11月4日 9時) (レス) id: 3bcdf4194e (このIDを非表示/違反報告)
HANA(プロフ) - 読んだよー！！続き！！！早く！！！(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o))) (2018年10月22日 0時) (レス) id: 38cba622c1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リィオ | 作成日時：2018年6月6日 21時
