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モトキside
嫌な予感が的中した。
ドアから顔を覗かせたAは、どう見ても顔色が悪くて。
まるで、何かに怯えているみたいだった。
A「…大丈夫だから。…帰っていいよ？」
ねぇ、なんでそんなに拒むの。
そんなに俺達が信用ならない？
分かってる、そんなことないって。
Aはいつだって俺達のことを考えてた。
どうせさ、俺達に心配かけたくないとか、迷惑かけたくないとか思ってるんでしょ？
そんなこと、考えなくていいのに。
半ば強引に玄関の扉を開けて家の中に入った。
無理矢理にでも聞き出さないと、6年前と同じになるような気がしたんだ。
だから、頑なに話そうとしないAを抱きしめた。もう離したくない、ここで離したら絶対また後悔する。
『お願い、A…全部1人で抱えて勝手に居なくならないで…！いい加減、俺達を頼ってよ！』
A「っ！」
話してくれるまで離さない。
そう告げると、俺の背中に手を回してぎゅっとしがみついて、Aはポロポロと涙を流し始めた。
A「っ、モトキぃ……！」
『うん、我慢しなくていいよ。』
泣きながら謝ってくるAの背をぽんぽんと優しく叩きながら、Aが泣き止むまで俺たちは抱きしめ合っていた。
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リィオ(プロフ) - みずきさん» 読んでくださりありがとうございます！申し訳ないですが、活動名は固定です。すみません……(--;) (2019年11月4日 11時) (
レス) id: 86036bcecf (このIDを非表示/違反報告)
みずき - 活動名などは変えられないんですか？ 楽しく読ませていただいてます｡ (2019年11月4日 9時) (レス) id: 3bcdf4194e (このIDを非表示/違反報告)
HANA(プロフ) - 読んだよー！！続き！！！早く！！！(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o))) (2018年10月22日 0時) (レス) id: 38cba622c1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リィオ | 作成日時：2018年6月6日 21時
