【Fischer's】会いたい (ページ37)

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番外編2 ページ37

再会後のマサイ家にて。

シ「そーいやさ、お前なんの仕事してんの？」

モ「もう働いてるってことは専門学校か短大出たのかな？」

私たちは今年で22歳。普通の大学に通っていたらこの時期は就職活動をしているだろうけど、モトキの言う通り私は3年制の専門学校を卒業したためもう就職していた。

それはもう興味津々ですって顔で全員が見てくるもんだから、なんか恥ずかしくて小さい声で言った。

『……看護師。』

ザ「え、看護師！？」

ン「すごーい！A夢叶ったんだね！」

おめでとう！と幼馴染2人が喜んでくれる。
お母さんのような立派な看護師になるんだって小さい頃から言ってたから、覚えてたみたい。

『うん、ありがとう。』

ペ「仕事大変？」

『んーまぁね。でもやりがいのある仕事だよ。患者さんの笑顔見れると嬉しいし。』

シ「じゃあ俺らが怪我した時はAに任せよう！」

ダ「おー。安心して怪我できるわ。」

『いや、怪我するなよ。』

ふざけるダーマにツッコミを入れた。
ンダホが爆笑しているのを見て、そう言えばとずっと言いたかったことを口に出した。

『ていうかさ……ンダホ！この6年で太り過ぎ！今何キロ！？』

ン「えっ……109キロです………。」

『企画動画みた時点で止めたかった！肥満は生活習慣病のもと！この歳で病気なんて嫌でしょ！？』

ン「う、はい…。」

『あとザカオ！』

ザ「は、はい！」

まさか自分にまでくると思ってなかったのか名前を呼ばれたザカオはビクッとした。

さっきモトキからちらっと聞いたんだよ…最近またダンスで腰やられたって。中学の時から散々言ってたのに！

『また腰痛めたんだって！？ザカオのダンスは好きだけど無茶なダンスは嫌い！怪我したら楽しいものも楽しくなくなるでしょうが！！』

ザ「は、はい…ごめんなさい……。」

モ「…あぁ。(やっぱりお姉ちゃんだ。)」

『え、モトキ何？』

モ「いや、なんでも。」

モトキがなんか微笑んでるけど、そんなに微笑ましい光景ですか？

マ「…病気になったり怪我しても知らないーとかは言わないのな。」

よくそういうこと言う人いるけど。

ふいにマサイがそんな事を聞いてきた。

『は？当たり前じゃん。仮にここにいるみんなが病気になったとしても全力で看病するわ。』

「「「「「「「かっけぇ。」」」」」」」

落ちなどない。