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ンダホside

すごく異様な光景だな。
男7人と女の子1人が公園で地べたに座り込んでみんなして泣いてるんだもん。
夜だから周りに人はいないけど、さすがにずっとここにいるわけにはいかない。

『ぐすっ…とりあえずさ、どっか落ち着いて話ができるところ行こうよ。』

シ「…そうだな。」

マ「俺んちでいい?」

モ「うん、ありがとう。マサイ。」

やっと涙が収まってきたAがきょとんとこっちを見た。

A「…えっと…、じゃぁ、私は……。」

『ん!?ちょっと待ってA!まさか帰るなんて言わないよね?』

A「…………。」

全員から注目されてAはついーっと目をそらした。

シ「……この期に及んでまだ逃げるか貴様。」

A「いや、…その……。」

シ「…おいお前ら。強制連行だ。やれ。」

「『イエッサー。』」

A「はっ…!?」

まだ座り込んでいたAの腕を両脇から俺とザカオで引っ張って立たせる。
知ってるよ。A、フィッシャーズの中でも特に俺とザカオに弱いんだ。
なんだかんだ一番の幼馴染だから。

A「ン、ンダホ…?ザカオ…?」

ザ「んー?」

『なーに?』

俺とザカオはにーっこり笑った。

A「え、何。笑顔が怖い。」

ダ「お前、自分の行いを振り返れ。」

ダーマにじとーっとした目で見られて、Aはうっ…と息を詰まらせた。

マ「とにかく、俺んちでゆっっっっくり話しような。」

モ「そうそう、今までAがどこで何をしてたかをゆっっっっくり、ね。」

うわぁ、マサイとモトキの笑顔こわーwww
Aも顔青くなっちゃってるし。

ぺ「でもまず先にお説教じゃない?」

A「…え。」

シ「そーだなー。当然だよなー。俺たちに今までさんっざん心配かけさせたんだもんなー。」

ぺけとシルクにも責められて、Aもさすがに諦めたのかはぁ…と深いため息をついた。






※長くなるので次飛びます。

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作者名:リィオ | 作成日時:2018年5月1日 1時

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