恋愛 ページ35
「久しぶり、かな？るぅとくん、返事、まだ無理。だから待ってて、くれる？」
るぅとの家に招かれたややみ。
「大丈夫ですよ。そこにでも座ってください」
ややみの後ろを指さされ、振り向くと、ソファがあった。
そこに座ると、るぅとはキッチンへ向かった。
数分後、ガラスのコップを2つ持ちながら、こっちへ近付いてきた。
コップをテーブルに置きながらややみの隣に座る。
「………やみさん、あの…」
「ん？」
「…やみさんの好みのタイプってなんですか…？」
「こ、好み…？」
急いでスマホを開き、アルバムの中から急いで探す。
「あっ、あったあった。こんな人」
見せたのは、nqrseちゃんの画像。
「……ゲイだったんですか…」
「いや、この人男。ちゃんと男。ラップもしてるから。」
「…そうですか…髪染めてきます」
「いや、この人の顔が好きってだけね？ちゃんとるぅとくんの事も好き！…あっ」
思わず口走ってしまった。
「い、今、なんて…」
「好き、好きだけど！！ころちゃんと迷ってる最中…だから、ね」
「じゃあころんさんよりも好きにします、ほら、こっち向いて？」
甘い声で囁く。
その声に少し反応してしまう。
言われた通りに向くと、キスをされた。
ここまで短期間でキスをされる人って私以外にいないんじゃないかと思った。
「…ふふ、顔赤いですね、ここまで僕にキスされた人なんていませんよ」
くすくすと笑う。
「なんで、そんなに私にキスするの？」
「え？可愛くて愛情表現し難いんです。やみさんにはわかりませんよ」
そう言うと、抱き締められた。
「…デートです、お家デート。前の交渉、覚えてますね？」
『2人だけで遊んでいる時は、恋人繋ぎも、キスも、ハグも、していいってことにしてください。あ、やみさんに彼氏がいない期間のみですが』
「覚えてるよ、……こじつけにならない程度に、ね」
「ふふふ、これ、恋人繋ぎしながらハグしてキスすればいいんじゃないですか？」
冗談かのように笑った。
「………」
るぅとくんは私と最初に会った時より、笑顔が増えた気がする。
『あ、あの、こんにちは…』
ジェルくんの紹介でるぅとくんを見た時は、びっくりした。
美青年というより美少年。
『こんにちは。ジェルくん、るぅとくんってめっちゃかっこいいね、美少年。』
『でっしょ〜？』
そんな話をしたのを覚えている。
るぅとくんは照れて、小さく笑った。
すごく、可愛かったな、って。
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みやび(プロフ) - お水さん» 私も思いました。また見たいので大変じゃなければ書いてください！！！ (2019年11月3日 0時) (
レス) id: b7d40f65ca (このIDを非表示/違反報告)
響音 - ゲイじゃなくてレズじゃないんですかね…？ (2019年10月23日 18時) (レス) id: 04104f9d42 (このIDを非表示/違反報告)
やく - り、理解が.... (2019年7月14日 13時) (レス) id: bfd9689916 (このIDを非表示/違反報告)
お水(プロフ) - すとぷり以外はもう出さないんですか、、、、？ (2019年6月16日 10時) (レス) id: cb60bd6ad6 (このIDを非表示/違反報告)
れな(プロフ) - もうるぅとくんと付き合ってる設定何ですか？（理解が追いつきません汗） (2019年6月11日 21時) (レス) id: 8bf1281cf7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りーな | 作成日時：2019年5月2日 1時
