78-9LYside ページ9
『去年僕も同じことをした....』
LY「.............」
『チャミヒョンが説教しに来た...』
LY「背中押してくれた。じゃなくて....?」
『そうね〜....。そうかも♪.....でも僕はこんなはずじゃなかったって言った。』
LY「.............。」
『貴方がいなかった。そして貴方のペンが来なかった。数える程度だろうけどね?....そしてガラガラだった。スカスカでね。それは今年も変らない。』
振りかえれない。
Aちゃんは多分...すごく怖い顔をしてる。
マカオだかマニラだかの前みたいに...、何か言い訳をしたら殴られる...。
いいんだけどさ...。
別にAちゃんが満足するわけじゃないでしょ...。
お互い痛いだけ。
『..........。けどEXOはね....これでいいんだって。』
LY「......ダメだよ」
『誰かがいない...何かが足りない...そういう...不十分な時間を経験すると...ありがたみが変るって。東方神起が言ってたよ』
LY「............」
『チャミヒョンは....。ここからがスタートだってさ。来年はレイがいる。再来年はFC先行の意味が出る。そのまた来年は当日券が出ない。そのまた次の年は潰す席が減る....それでいいんだって教えてくれた』
LY「............」
『ユノおじちゃんはね....。なにがあっても、どんなときでも、日本の景色は変わらないって。それに甘えていいんだって....。でも....』
LY「でも......」
『どんなに自分が理解したって、お返ししたって、それって受け取りきれないモノだってさ。超えてくるんだと。想像を...』
LY「僕はそれを拒んだってことだね....」
『拒んだっていうか...。勿体ない価値観だな〜とは思ったね。スケジュール選択のセンスがないなって...w今なら思う。』
後ろから語りかけてくるAちゃんも、僕の視界に映ろうとはしない。
それはまるで去年のJuNを思い知らせてるような気がした。
どこを探しても見つからなくて...どんなに伝えても届かない。
しょうがない。の一言で片づけられた事態が、JuNにはどれほど悲しく虚しかったか。
『僕は日本が好きで日本を大事にする。出身国の文化も多少ある。でも、一番はユノおじちゃんに...."JuNだけは日本ペンを裏切るな".....そんな感じの事を言われたからかな...』
これで最初の話に戻るわけか...。
"こんなはずじゃなかった"....って....。
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作者名:LARKim5 | 作者ホームページ:http://ulog.u.nosv.org/home
作成日時:2016年12月3日 1時