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A「ん.....」
いつの間にか眠っていたようだ
部屋は真っ暗でスマホで時間を確認すると真夜中であった
温かいものが手に触れるので、スマホを頼りに見てみると毛布が私の身体にかけられていた
そのまま、机の前のテーブルを照らしてみると書き置きがあった
三月さんからだ...
『野菜スープ作ったから、腹減ったら食べな。』
毛布も三月さんが掛けてくれたのかな...
有難いな...
心の中で小さく感謝を述べる
そういえば、陸帰ってきたのかな...
そう思い、毛布に包まりながら廊下に出る
薄暗い廊下に、一部屋だけ明かりが漏れていた
残念ながら陸の部屋ではない
確か...と考えていると部屋から本人が出てきた
一織「あ...。」
A「やほ...。」
一織「そんなとこで何してるんですか。それも、毛布に包まりながら...って！それ私のじゃないですか！」
A「え！？一織のだったの！？てっきり三月さんのかと...」
三月さんにしては、寒色珍しいなとは思ってたけどまさか一織のもの！？
一織「春物を片付けるために、洗濯に出していたはずなんですが...。兄さんが丁度いいだろうと思ったんでしょうね。」
A「はぁーん。なるほど。じゃ、返す。」
一織「いえ、結構です。」
A「なんで？一織のでしょ？」
一織「私は使いませんし、どうぞ使って頂いても構いませんよ。」
A「ふーん。ありがと。」
有難く使わせて貰うことにしよう
これないと寝れないし
A「というか、こんな時間まで起きてたの？」
一織「いえ、たまたま目が覚めてしまったので御手洗ついでに...」
そこまで話して、口を紡いでしまった
え、何よ。気になるんだけど
A「ついでに...なに？」
一織「あ、いえ......貴方の様子でも...と思って...」
少し恥ずかしそうに口元に手を置き答える
何だ、可愛いとこあるじゃない
A「何？心配してたの？」
一織「だから、そうだと...！」
A「ふーん。嬉しいな。よーやく一織に認めて貰えたってことかな？」
一織「認めるも何も、もうずっと認めてますよ。今日だって、七瀬さんのことあんなに真剣になってましたし。」
A「あー...その節はごめん。いきなり掴みかかろうとして。」
一織「まあ、未遂で終わりましたし。私にも非がありましたから。」
A「そう...」
そこで会話が終了し、お互い疲れきっていることを理由に一先ず寝ることにした
何よ、一織って案外可愛いとこあるじゃない...
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Lamp(プロフ) - 鬼灯さん» ありがとうございます！！あまり見かけないですよね！みんなと設定が被らないように夢主ちゃんを作ってたらこうなりました(笑) (2019年5月8日 18時) (
レス) id: a8d2d64b17 (このIDを非表示/違反報告)
鬼灯(プロフ) - 歌い手の夢主ちゃんはありそうなのにない設定で良かったです！楽しく読ませていただいてます！ (2019年5月8日 18時) (レス) id: 2b3ae8e29b (このIDを非表示/違反報告)
Lamp(プロフ) - エレノアさん» だったら自然に撮影についていけちゃいますね！ (2019年2月9日 14時) (レス) id: a8d2d64b17 (このIDを非表示/違反報告)
エレノア(プロフ) - あー…助手…ですか…ありかもですね！ (2019年2月9日 14時) (レス) id: e6566308c9 (このIDを非表示/違反報告)
Lamp(プロフ) - エレノアさん» 撮影に着いていく理由...紡ちゃんのお手伝い...？助手的な... (2019年2月7日 22時) (レス) id: a8d2d64b17 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Lamp | 作成日時：2019年1月14日 1時
