お弁当とダンスをお届けに参りました。

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side 紡

みんなTRIGGERからの刺激を受けて、ダンスに歌に以前より息が会ってきた
路上ライブでもファンサなどしっかりして、着々とファンも増えている...ような気がする！
早くデビューさせてあげたいな！


そんな最中、私は社長に呼び出された
何かあったのだろうか？
少しおどおどしながら、社長室の戸を叩く
社長の声の返事で中に入ると、中にはIDOLiSH7の振り付け・ダンスの先生がいた



紡「社長どうかしましたか？」

音晴「紡くん。実は大事な話があるんだ。とりあえず座ってくれ。」



言われるがままに椅子に座る
自ずと緊張してしまう



音晴「実は...先生のことについてなんだが...」

先生「社長。私から話します。紡さん、実は私妊娠したの。」

紡「に、妊娠！？それは...おめでとうございます！！」



なんだ！大変なことかと思ったけど、凄くおめでたい話じゃない！
こんなに重い雰囲気で話すことじゃないじゃん



先生「ありがとう。...それでね、私この妊娠を期にダンスを辞めようと思うの。」

紡「え、えぇ！？どういうことですか！？」

先生「妊娠中って、動くと早産や流産のリスクが高まるし、出産しても子育てで大変だろうし、出産の影響で体重も増えるから、中々こちらの世界に戻るには3年近くかかってしまうの。それまでIDOLiSH7のデビューを待たせることなんて出来ないから...」



そんなこと急に言われても...
中々受け入れることなんて出来ないわ...



音晴「紡くんの意見を聞く前にもう決まってしまったことでね。事後報告になってすまない。」

紡「それなら...後任の方はもう決まってるんですか？」

音晴「それがまだ決まってなくてね。」

紡「そ、そんな...」

先生「本当にごめんなさい！」

音晴「こちらも、最善を尽くして探すが...君にも手を貸してほしい。」

紡「それはもちろん！IDOLiSH7のためですし！」

音晴「IDOLiSH7の新曲を今の先生と後任の方との合同作にしたいと考えてるんだ。いいかな？」

紡「分かりました。私も手を尽くします！」



とは言ったものの...
どうすればいいのよ...
ううん、泣き言なんて言ってられない！
とりあえず、ありとあらゆる振り付けの先生に交渉をもちかけるしかない！

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