青色とマネージャー 。

突然すぎる質問 。 ページ23

Aside


阿部さん、深澤さんと楽屋で談笑しながら、メンバーが集合するのを待っていると。


ﾀｯﾀｯﾀｯﾀｯ


バタバタ誰かが走ってくる音がする。



ｶﾞﾁｬ

深澤「おお、おはー」

阿部「おはよー」

A「おはようございます」

渡辺「、、、」

A「？？？」



来たのは渡辺さん。


渡辺さんは、ただひたすら見つめてくる。いや、そんなロマンチックな言い方は合わないな。ガンつけられてる、に近い気がする。



A「なんですか？」

渡辺「ねえ、俺の名前知ってる？？」

渡辺以外「は？」

A「なんですかそれ、当たり前じゃないですか、笑」

深澤「そうだよ笑笑」

渡辺「夢でさ！！『あなた誰ですか？』って言われたの！！Aに！！俺めっちゃ辛くて飛び起きて、夢だって分かってもすんごい怖くてさ！！」

阿部「まあそれは怖い笑」

深澤「A、名前言ってあげな笑笑」

A「そうですね、さすがに今回は、、笑」



今回はなんか可愛いと思っちゃったし、私にも問題がある気がするから素直に応じることにする。



A「名字は渡辺、名前は翔太。渡辺翔太さん」

渡辺「待って俺やばいかも心臓止まるかも」

A「え？笑」

渡辺「Aが翔太って言った、、無理、、じゃあ次結婚しよ、、」

深澤「おい！！笑 流れでそっち持ってくな笑」

阿部「今のはズルい笑」

A「大丈夫です、その手には乗りません」

渡辺「A〜〜、、」



でもやっぱり単純な渡辺さんは、「Aに優しくしてもらえるなら悪い夢もたまになら悪くないね」とルンルンで話し始めた。


どこまでポジティブ人間なのこの人、、。


そして、あとから続々と来るメンバーに「ご機嫌じゃん」とつっこまれる度にさっきの出来事を事細かに説明する渡辺さん。




、、まあ今日はいっか。

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